<解説>「鬼滅の刃」 「無限城編」3つのポイント 無惨と鬼殺隊の因縁 残る上弦の鬼 “今宵”の決戦
「柱稽古編」では、琵琶を持った鬼・鳴女の目に「肆」の文字が記されており、上弦の肆の鬼・半天狗が鬼殺隊に倒された後、新たな上弦の肆になったようだ。偵察の能力にたけており、「柱稽古編」では鬼殺隊の居場所を突き止める活躍をして、無惨に絶賛されていた。
対する鬼殺隊は、柱の7人、上弦の鬼との戦いを経験している炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助、不死川玄弥、炭治郎と同期の栗花落カナヲ、隊士ら、そして鬼の珠世が主な戦力となる。これまでの戦いや柱稽古によりパワーアップした鬼殺隊と、強大な鬼たちとの総力戦が繰り広げられることになりそうだ。
◇無限城決戦は時間との戦い? 地獄の夜が待ち受ける
決戦の場は、鬼の本陣・無限城。鬼殺隊にとっては完全なるアウェーだ。現状、明らかになっている情報で戦況を予想すると、無限城決戦は、夜明けまでの時間との戦いとなりそうだ。
「柱稽古編」最終話では、無惨は岩柱・悲鳴嶼行冥に頭を飛ばされてもすぐに再生し、ほかの鬼とは違い、首を斬っても死なないことが明らかになった。産屋敷も「恐らく無惨を滅ぼせるのは日の光のみではないかと思っている」「日が昇るまでの持久戦となるだろう」と予見していた。
鬼殺隊を無限城に迎え入れた無惨は「貴様らがこれから行くのは地獄だ!」「今宵 皆殺しにしてやろう!」と宣言していた。無限城の地獄の夜の決戦が一体どんなものになるのか、注目したい。