23年の平均世帯所得6.3%増加 39歳以下は1.1%増どまり=韓国
【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が9日発表した家計に関する調査結果によると、2023年の全世帯の平均所得は7185万ウォン(約751万円)で、前年(6762万ウォン)より6.3%増加した。2011年の統計開始以来、最大の増加幅を記録した。 所得を項目別にみると、勤労所得、事業所得、財産所得が全て増え特に財産所得の増加幅が大きかった。 世帯所得の中で最も割合が大きい勤労所得は4637万ウォンで、前年比5.6%増えた。事業所得は前年比5.5%増の1272万ウォンだった。財産所得は559万ウォンで28.1%増加した。 世帯主の年齢別所得は40代が9083万ウォンで最も多く、50代(8891万ウォン)、39歳以下(6664万ウォン)と続いた。 39歳以下の世帯所得は前年比1.1%増にとどまり、2015年(1.0%増)以来の低水準だった。昨年の物価上昇率(3.6%)の3分の1を下回った。 相対的に所得が低い1人世帯が30代以下で大幅に増えたことが主な理由と統計庁は説明した。
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