ストロール「ハードに交換してガスリーと戦おうしたが、戦略は機能しなかった」:アストンマーティン F1第8戦決勝
2024年F1第8戦モナコGPの決勝レースが行われ、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは11位、ランス・ストロールは14位でレースを終えた。 【写真】2024年F1第8戦モナコGP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) ■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム) 決勝=11位(76周/78周) 14番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム レースの始まりの時点で、ちょっとアンラッキーだった。最初のスティントをできるだけ長くするつもりで、ハードタイヤでのスタートを選んでいたんだ。そして、赤旗による中断で誰もがタイヤを交換し、僕らもそうしたのだが、こちらはミディアムに履き替えて、それで最後まで走るしかなかった。これがなかなか大変で、タイヤを最後まで持たせるのは本当に難しかった。 レース途中でランス(・ストロール)に違う戦略を試させようと考えて、ピットに入れてタイヤを交換し、(ピエール・)ガスリーにアタックさせた。その時点ではポイント圏外で、失うものは何もなかったからだ。だが、それもうまく行かず、全体として残念な週末になった。カナダではもっといい仕事をしないとね。 ■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム) 決勝=14位(76周/78周) 13番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム→ハード→ソフト もっぱらタイヤマネージメントのレースになることは最初から分かっていた。だから、特にリスタート後はまさにそのとおりになっても、まったく驚きはしなかった。ここでオーバーテイクを決めるには大きなタイムデルタが必要で、僕らは戦略面でできることをやった。ピエール(・ガスリー)に対するギャップがあったので、ピットに入ってハードタイヤに履き替え、レースの後半で彼と戦おうと考えたんだ。だが結局のところ、その戦略は機能せず、1ポイントを獲得するチャンスを逃した。この週末はまったく楽ではなかったし、もっと速いペースが必要であることを示す結果になった。 [オートスポーツweb 2024年05月28日]