少子化対策・愛知の取り組みは? ── イクメン応援サイト開設で盛り上げ
若年層「育児に積極的に参加すべき」
県が実施したイクメンについての県政世論調査では、「男性の育児参加をどう思うか」という設問に対し、若年層が「育児に積極的に参加すべき」と答える率が高く、40代以上は低い割合だったという。 担当者も、イクメン応援事業についての思いとして「少子高齢化が進む中、日本一元気な愛知を実現していくためには男女を問わず高齢者も障害をお持ちの方も、全ての県民の方々に活躍していただくことが大切であり、特に女性の潜在力を引き出し、力を発揮していただくことが不可欠です。しかし女性の就業率が子育て世代の30代を中心に低くなる、いわゆる“M字カーブ”はいまだ解消されていません。その解消の方策の一つとして、イクメンの普及拡大に取り組んでいます。男性が育児や家事を女性と共にもっと担うことができれば、職場での女性の活躍の幅も広げていくことができるのでは」と語っている。 あいちイクメン応援会議は2015年6月頃に次回会議を予定。2015年度には「イクメン井戸端会議(仮称)」や「イクボス養成講座(仮称)」などの新たな活動も計画している。 一方、イクメンサイトは、4月ごろにあいちイクメン応援企業賞受賞企業について、取り組み内容の紹介も含め、充実した記事にするとともに、5月末をめどにリレーメッセージの次回更新を予定している。県は様々なイクメン応援事業を実施しているが、まだこれは始まったばかりだ。 ・あいちイクメン応援サイト