世界遺産平泉・一関DMO（松本数馬代表理事）は、平泉町内で実施しているオンラインおみくじ「ひらいずみくじ」について、27日から年末年始キャンペーンを展開する。くじを引いて応募すれば地元産のもち米を使った切り餅がプレゼントされる取り組みで、DMOでは参加を呼び掛けている。 　ひらいずみくじは、同町を訪れる観光客のまち歩きを促進し、観光資源との接点を増やすことで消費機会拡大を目指してDMOが開発し、7月にスタート。町内の飲食店や宿泊施設、道の駅、観光施設などに設けたQRコードをスマートフォンで読み込むことで、その日の運勢と観光情報を入手できる。おみくじ料金は1回100円で、支払いはキャッシュレス決済「PayPay（ペイペイ）」のみ利用可能。 　開始から半年が経過し、冬季も引き続き平泉の周遊観光を盛り上げるとともに、新春のお祝いとしてキャンペーンを実施することにした。 　くじを引いて最終ページに表示されたボタンから応募でき、抽選で25人に一関市厳美町産のもち米・こがねもちを使った切り餅が当たる。期間中の応募回数に制限はなく、抽選結果は発送で伝えられる。詳しい内容は、専用のホームページで告知する。 　期間は2025年1月13日まで。DMOでは「冬休みの子ども会行事などでぜひ活用してほしい」としている。 　問い合わせは世界遺産平泉・一関DMO＝0191（34）5345＝へ。