米空軍、15人を処分 機密文書流出事件
【ワシントン共同】米機密文書が交流サイト(SNS)に流出した事件で、米空軍は11日、スパイ防止法違反の罪で起訴された空軍州兵の上官ら15人を処分したと発表した。州兵が所属していた東部マサチューセッツ州の基地を本拠とする空軍州兵102情報航空団の司令官は解任となった。 起訴された空軍州兵ジャック・テシェイラ被告は2022年1月ごろから「最高機密」「機密」などに指定された文書を不当に持ち出し、ゲーム愛好者が利用するSNS「ディスコード」のチャットルームで拡散させたとされる。 流出した情報にはロシアの侵攻を受けるウクライナの防空態勢に関するものなどが含まれていた。