巨人の木曜は〝スガコバ〟の日 菅野&小林バッテリーが虎打線に立ちはだかる
(セ・リーグ、阪神-巨人、6回戦、18日、甲子園)毎週木曜日は〝スガコバ〟の日だ。巨人・菅野が自身3連勝を懸けて甲子園のマウンドへ上がり、同学年の小林とコンビを組んだ。 【写真】先制打で菅野を援護する巨人・小林誠司 一回1死から中野に左翼線へ二塁打を浴び、森下に四球を与えて一、二塁。いきなりピンチを招いたが、後続の中軸を打ち取って立ち上がりを無失点に抑えた。直後の攻撃で1死二塁の場面で打席には7番・小林。相手先発・西勇が投じた低めの落ちる変化球を弾き返して中前適時打をマーク。「とにかく必死に食らいついていきました」と11日のヤクルト戦(神宮)に続き、2試合連続で右腕へ先制点をプレゼントした。 同じ1989年生まれで、ファンから〝スガコバ〟の愛称で親しまれる2人。開幕から菅野が登板した全試合で小林が先発マスクを被り、この日は3度目。2試合で13イニング連続無失点を記録しており、前回登板ではピンチの場面でも「(配球は)誠司に任せておけば大丈夫な気がする」とサインに首を振らず、扇の要に全幅の信頼を置いている。 菅野にとって1学年下の西は、かつてハワイでともに自主トレを行っていた仲。17日には「前回もすごくいいピッチングをしていた。投手戦になると思うので投げ負けないように辛抱強く投げたい」と意気込んでいた。右腕はその言葉通り、序盤からテンポよく投げ込んだ。(原田優介)