楽天・藤平尚真、プロ初セーブ「とてもいい景色が見られた」 今江監督からも「いい経験だったんじゃないですかね」
◇8日 楽天2―0日本ハム(楽天モバイルパーク宮城) 楽天の藤平尚真投手が2点をリードした9回に3番手として登板。2三振を奪う好投で試合を締め、プロ初セーブをマークした。 この日は守護神の則本がベンチ入りメンバーから外れ、今江敏晃監督はセーブ機会に藤平をマウンドに向かわせるプランを立てていた。9回は先頭の代打・マルティネスから見逃し三振に奪うと、続く代打・田宮を左飛に抑えた。さらに、代打・矢沢を148キロの直球で空振り三振にねじ伏せた。 「タキさん(先発の滝中)がすごくいいピッチングしていたので、この勝ちは絶対消しちゃいけないなと思って投げました」。普段の中継ぎとは違う形での登板に緊張を隠せなかったというが、「とてもいい景色が見られたのでよかった」とプロ初セーブの味をかみしめ、今江監督からも「いい経験だったんじゃないですかね」とねぎらわれた。
中日スポーツ