社内にハトが乱入!?それに一切動じない冷静な上司!家に帰ると見せる「別の顔」とは…?ギャップ萌えに「かわいすぎ」【著者に聞く】
職場では恐れられている上司。どんなときも冷静沈着で、動揺を産道の置いてきたといわれている。しかし、家に帰ると――。無表情な上司の裏の顔とは!?会社とのギャップにキュンとする人が続出!した、栗みや(@kurimiya103)さんの「恐田さんは動じない?」を紹介するとともに、制作秘話を聞いた。 【漫画】仕事中いっさい動じない冷静な上司が家に帰ると様子のおかしい話 ■会社では「無表情」なのに家に帰ると…? 突然、窓からハトが入ってきた。慌てる社員をよそに、恐田は全く動じない。冷静に後ろからハトを捕まえて、静かに外に逃がした。そんな「ハト事件」の話で盛り上がる女子トイレ。同じ部署の女の子は「仕事できるけど、何考えてるかわかんなくて怖い」と言う。しかし、話を聞いていた灯里は「率先してトラブル対処してくれたんだよ」とかばう。なぜなら、2人は秘密で付き合っていたからだ。現在、同棲中の2人。常に冷静沈着で無表情な恐田はしかし、家に帰ると会社ではみせない一面をみせてきて…!? ■本作は第41回スクエニマンガ大賞入選受賞作 今回は、本作の制作の経緯やファン投票で新連載が決まった感想など、栗みやさんに話を聞いた。 ――まずは、栗みやさんが漫画を描き始めたきっかけを教えてください。 子どものころ、自由帳に落書きで漫画を描いていたのがきっかけです。漫画家になるのはずっと昔からの夢でしたが、一度はあきらめて別の仕事に就きました。数年前に漫画家への再挑戦を決めて、今に至ります。 ――「恐田さんは動じない?」を創作した経緯を教えてください。 もともとcomicoという縦スクロール漫画アプリで「死神さんは余命半年」というゆるキャラ(?)の漫画を連載していました。そちらの連載終了後、新しいジャンルに挑戦したいと考えて個人的に1年ほどラブコメの勉強をしました。恐田さんはラブコメ一作目で、好みのキャラクターデザインと「おばけが嫌い」という自分自身の主張をヒーローに付与して描いた作品です。 ――本作で第41回スクエニマンガ大賞の入選受賞作となったそうですが、いかがでしたか? とてもうれしかったです。描いているときは楽しかったですが、人が読んで楽しんでもらえるかはまた別の問題なので…。複数の方におもしろいと言ってもらえて、とてもホッとしました。 ――くらげバンチに掲載された「蛇神くんは寒いと変身しちゃうから」は、かわいいとかっこいい両方持ち合わせていると人気ですが、蛇神くんでこだわったところを教えてください。 ありがとうございます。キャラクターのギャップを見てもらうことを意識して作りました。ビジュアル的には三段階のギャップ(ゆるくてかわいいマスコット的なヘビの姿・ミステリアスな少年の姿・化け物のような怖いヘビの姿)を意識して、それぞれ絵のタッチを変えて描きました。ストーリー的には(怖い)←→(かわいい)のギャップが現れるよう意識しました。 ――「恐田さんは動じない?」と「蛇神くんは寒いと変身しちゃうから」では、また少し絵柄の雰囲気が違うように感じました。それぞれのキャラクターに合わせて、全体の描き方、雰囲気を変えているのでしょうか? 単純に画力が上がりました…(笑)!もっと上達していけるよう今後も頑張ります! ――「蛇神くんは寒いと変身しちゃうから」続編希望の声もありますが、いかがでしょうか。 続きを読みたいと言ってもらえるのはとてもうれしいです。どんな形でどれくらいのペースになるかはわかりませんが、個人的にも好きな作品なので続きを描いていきたいと思っています。また読んでいただけたらうれしいです! ――今回読者投票で「初恋羊の声とおやすみ」という作品が、ガンガンONLINEで連載が決まったそうですね。今後の展開を話せる範囲で教えてください。 「初恋羊の声とおやすみ【読切版】」は、10年ぶりに再会した声のいい幼馴染に「寝かしつけてもらう」という漫画です。非現実的な設定の中で、どこか現実味を感じてキュンとする作品をお届けできたらと思います。楽しんでいただけるよう頑張ります! ――読者のみなさまへのメッセージをお願いします。 応援しがいのある作家になれるよう頑張りますので、これからを見守っていただけたらうれしいです。よろしくお願いします! 取材協力:栗みや(@kurimiya103)