【広島】4番打者が絶妙セーフティーバント!今季初のG倒へ 小技でチャンス広げて貴重な追加点
◆JERAセ・リーグ 広島―巨人(20日・マツダスタジアム) 広島は、4番・堂林翔太内野手の絶妙なセーフティーバントを絡めて貴重な追加点を奪った。 前夜は延長12回スコアレスドローに終わり、今季0勝3敗1分けと苦しむ巨人戦。初回4得点で主導権を握った打線は6回、先頭・野間が右中間二塁打で出塁。続く堂林は、初球ファウルの後の2球目、相手の意表を突くバントが一塁線に転がって内野安打となった。無死一、三塁と好機が広がり、小園の痛烈な二ゴロの間に三走・野間が本塁生還し、5点目を刻んだ。 先頭でチャンスメイクした野間は、今季7本目の二塁打。昨季は58安打連続で単打を放った時期もあった。106安打で12長打だった昨季に対し、今季すでに長打は9本。2本塁打を放った21年の以降、本塁打こそないが、“Mr.単打”を返上する頼もしさを見せている。
報知新聞社