日本VS韓国!? アジア市場価値ランキング1位。ソン・フンミンや三笘薫を超えた最高額プレーヤーとは
トップレベルのクラブでアジア人の選手がプレーすることは、もはや珍しいことではない。それでも、2023/24シーズンのヨーロッパ主要リーグでは多くのアジア人が主役級の働きをしている。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに、アジア人選手の市場価値ランキングを順位ごとに紹介する。(※金額が並んだ場合はサイトに準拠。データは11/5時点)
1位:キム・ミンジェ(韓国代表) 生年月日:1996年11月15日(26歳) 最新市場価値:6000万ユーロ(約84億円) 所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ) 23/24リーグ戦成績:10試合0得点0アシスト アジアで最高額の市場価値を誇るのは、韓国代表のキム・ミンジェだ。最新の市場価値は6000万ユーロ(約84億円)となっている。 キム・ミンジェは昨年夏まで、世界的には有名な選手ではなかった。セリエAのナポリが2022年夏にカリドゥ・クリバリをチェルシーに放出したあと、その後釜としてフェネルバフチェから獲得したのがキム・ミンジェだった。 クリバリの後釜は到底務まらないという見方が大半を占める中、キム・ミンジェは大活躍。昨年夏に1400万ユーロ(約19.6億円)だった市場価値は、今年6月に6000万ユーロとなり、バイエルン・ミュンヘンへ移籍している。 キム・ミンジェが2023年のアジア人選手で最も高い評価を受けていることに異論を挟むのは難しい。10月末に発表されたバロンドールでは22位にランクインしており、トップ30でアジア人選手はキム・ミンジェだけ。ディフェンダーとしては全体でトップという評価だ。 今季から加入したバイエルンではリーグ戦で全試合に先発出場しており、ドイツでも順調なスタートを切った。まだ26歳で、これからさらに価値を高める可能性もあるはずだ。
フットボールチャンネル