兵庫で話題の「マッスルだんご」 原料に丹波の甘い特産品 フィットネスと好相性でジム通いの人が注目
兵庫県丹波市の特産物である丹波栗を使用した和菓子が、いま、身体を鍛えている人々の間で注目を集めています。その名も、「マッスルだんご」。商品が誕生した経緯や特徴について、担当者に話を聞きました。 【画像】兵庫・丹波の特産、大納言小豆を使っただんご “和菓子”と“フィットネス”がコラボした「マッスルだんご」を送り出しているのは、兵庫県丹波市氷上町で丹波栗の加工・販売などを手掛ける「株式会社こうはた」です。 「もともと、丹波栗や大納言小豆を使用した商品を販売していましたが、ユーザーの年齢層が高く、なかなか若者に手に取ってもらえる機会がありませんでした。どうやったら届けることができるのか……そんなことを考えていた矢先、丹波市のジムに通う人たちが、ウチのだんごを買いに来てくれたんです。『身体を鍛えているのに、お菓子ばかり食べていて太らないのだろうか?』と疑問に思いました」 そう語るのは、同社の代表取締役・幸畑孫さん。その後、和菓子は脂質が少なく、たんぱく質や炭水化物が豊富であることに気づきます。 これらの条件は、日々トレーニングに励む人が体づくりをするうえで重要視されているもの。そこに注目した幸畑さんは、すでに販売していた丹波栗や大納言小豆を使用しただんご商品を「マッスルだんご」という名前に変えて、パッケージも一新。2022年の夏からリニューアル販売を開始し、今年の9月には商標登録もされました。 丹波栗や大納言小豆を使用しただんご商品の魅力について、「とにかく『おいしい!』と感じていただける仕上がりになるように製造しています」と、幸畑さん。 今後の展望について、「いろいろな方、特に身体を動かしている人たちに『マッスルだんご、知ってる!』と言ってもらえるように、今よりもさらに知名度を上げて“届けたい”。差し入れやギフト用も強化して、売り上げも向上できればなと思います」と意気込みを述べていました。 「マッスルだんご」は1本500円(税込み)で、同社のオンラインショップだけでなく、フィットネスの催事、大会などでも販売しているとのこと。味は丹波栗と大納言小豆の2種類。幸畑さんは「1本食べるだけで満足できます! 」と、“パワフル”にアピールしていました。 (取材・文=長塚花佳) ラジオ関西『Clip』水曜日 「トコトン兵庫」より (2024年10月23日放送回)
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