「帰りたくない気持ちが強くなった」 長期休暇を終えても部隊に戻らずそのまま20日以上欠勤し続けた自衛官を懲戒免職処分 いじめやパワハラは確認されず
長期休暇を終えても部隊に戻らず、そのまま20日以上にわたって欠勤し続けたとして、陸上自衛隊 板妻駐屯地は11月26日付けで男性自衛官を懲戒免職としました。 懲戒免職となったのは陸上自衛隊 板妻駐屯地・第34普通科連隊に所属する男性陸士長(27)で、長期休暇の最終日である1月10日の帰隊時間になっても部隊に戻らず、そのまま正当な理由なく20日以上欠勤しました。 男性陸士長がいないことに気づいた別の隊員が部隊に報告したことで発覚し、男性陸士長は部隊からの連絡に「帰りたくない気持ちが強くなった」「申し訳ない気持ちはあるが戻るつもりはない」と話したということです。 板妻駐屯地によると欠勤以前に男性陸士長から部隊への相談はなく、調査の結果からもいじめやパワハラなどの事実は確認されなかったということです。 第34普通科連隊長の兜智之1等陸佐は「隊員に対する服務指導の強化を図る」とコメントしています。
テレビ静岡
【関連記事】
- 兄からは尿を飲まされた上に性暴力 祖父母からは「金をあげるから母親に暴力を振るってほしい」と言われ…明らかになった凄惨な生い立ち 祖父母と兄殺害の罪で起訴された元警察官の裁判
- 警察学校での授業をきっかけに虐待の記憶がよみがえり退職後には別人格“亮くん”と“ボウイ”の存在を認識 祖父母と兄殺害の罪で起訴された元警察官の裁判
- 顔出しありに避妊具なし 150人以上をAV出演させ売上3億円か 被害女性が語る勧誘から撮影まで
- ”てんかん”隠して免許更新…わずか4日後に車で意識失い死亡事故 「偏見を持たないでほしい…」惨劇を受けて患者や医師が思うこと
- 授業中に男性器の俗称を連呼 担当外された逆恨みで校長恫喝 さらに生徒を提訴 とんでも教師に停職処分