「自己犠牲のうえに」アスリート妻の理想にとらわれ…元・乃木坂46 衛藤美彩が変われた夫・源田選手の「言葉」
ふたりにとっての100点を見つけるには、擦り合わせの日々を続けることが大切なんだと思います。「今のは嫌だったかも」って思ったらその場でシェアしたり、モヤモヤすることを溜めないのも大事です。洗い物といっしょで、溜まると洗うのがめんどうじゃないですか。毎日ちょこちょこ洗えば、溜まらないんですよね。
■口に出して助けを求めるというスキルも大事 ── 2022年に第1子、2023年に第2子をご出産され、育児で生活に変化はありましたか?
衛藤さん:ありました。子どもが2人に増えて実感するのは、人ってひとりでは何もできないということ。シッターさん、両親、ママ友の協力があって何とかなっています。これまでは自分でできると過信していた部分がありました。周りに助けてほしいときは、口に出して助けを求めて力を貸してもらう、甘えさせてもらう、そういうスキルも大事なんですよね。 2人目を産んでからは産後うつのような症状もあり、自分だけで解決するには限界がありました。それで自分も変わらないといけないなと。ママ友に息子を預かってもらったり母に来てもらったりして力を借りるぶん、ときには自分も誰かの力になれるように助け合うことを学びましたね。
── 源田選手はお仕事柄、家を空けられることも多いと思います。ワンオペを乗りきるには、たしかに周りの方やママ友の協力など助け合いは大事ですね。 衛藤さん:ほんとに周りに恵まれているなと感謝しています。もちろん、夫は離れていても、できることは積極的に担当してくれます。「物理的にできないことは難しいけど、離れていてもできることはする」という考えなんです。 よく「パパが手伝ってくれるなんてすごい」という会話になったりしますが、ふたりの子どもなので、ふたりで分担して当然。今しかできない子育てを共有することは大事だなって思います。仕事が忙しくてもこうして同じ温度感で子育てに向き合ってくれる夫には、いつも感謝しています。
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