「並外れた成績。意のままにスタート」大岩Jの好調ぶりを英メディアが報道! ただ…スコア予想は「日本 1-3 スペイン」【パリ五輪】
「日本の完璧な守備の記録を打ち破り、準決勝に突入するはず」
現地時間8月2日に開催されるパリ五輪の準々決勝で、大岩剛監督が率いる若き日本代表は、難敵スペインと相まみえる。 【画像】小野伸二、セルジオ越後、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開! 釜本邦茂氏を擁して銅メダルを獲得した1968年のメキシコ五輪以来、56年ぶりの表彰台入りを目ざす日本は、グループステージを3戦全勝で突破。攻撃陣は取るべき時に点を取り、守備陣はGK小久保玲央ブライアンを中心に無失点を継続させており、攻守で非常に良いチーム状態にある。 ただ振り返ってみれば、前回の東京五輪も順調に勝点9を積み重ねながら、疲労の蓄積もあり、準決勝で他でもないスペインに0-1で敗戦。続くメキシコとの3位決定戦も1-3で敗れ、エースの久保建英が大粒の涙を流したのは、記憶に新しい。 同じ轍を踏まず、3年越しにリベンジを果たせるか。この注目必至の大一番を英メディア『Sports Mole』が展望。まず、大岩ジャパンの現状を次のように伝えている。 「日本は大会前の調子をグループステージの並外れた成績に反映させ、グループDでパラグアイ、マリ、イスラエルよりも格上であると証明した。オオイワのチームは、ティエリ・アンリが率いるフランスとともに、7得点で失点は0。開幕戦でパラグアイを5-0で粉砕し、意のままにスタートを切った」 好調ぶりを認めているようだが、スコア予想はシビアだ。「日本 1-3 スペイン」としたうえで、こう説明している。 「スペインのエジプト戦での敗戦は、鵜吞みにすべきではない。すでに準々決勝進出を決めており、サンティ・デニア監督は多くの選手を入れ替えていた。ラ・ロハのバックラインは依然として突破しやすいが、よく休んだ大物たちがピッチの反対側で存在感を発揮し、日本の完璧な守備の記録を打ち破り、準決勝に突入するはずだ」 夢半ばでフランスを去るわけにはいかない。先人たちの思いも背負って、あと3試合を戦い抜きたい。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部