高齢者施設でノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生 入所者や職員あわせて16人が症状 岩手県
岩手県は12月11日、大船渡保健所管内の高齢者施設でノロウイルスによる感染性胃腸炎が集団発生したと発表した。 入所者や職員のあわせて16人が嘔吐や下痢などの症状を訴えているという。 県が手洗いの徹底など感染対策を呼び掛けている。 県によると、12月9日に大船渡保健所管内の高齢者施設(利用者47人・職員28人)から複数の入所者や職員に嘔吐や下痢などの症状があると保健所へ連絡があり、調査した結果、12月5日から10日にかけて、入所者12人と職員4人のあわせて16人に嘔吐や下痢などの症状があったことがわかった。 保健所が調べた結果、症状のある4人からノロウイルスが検出された 重症者はおらずいずれも回復に向かっているという。 県は感染対策として、調理前や食事前には石けんで十分な手洗いを行うことや、嘔吐をした場合は、部屋の換気を十分に行いながら、マスクやビニール手袋等を用いて片付け、嘔吐した場所や使用した用具を塩素系漂白剤で消毒するなどを呼びかけている。 ※大船渡保健所管内は大船渡市・陸前高田市・住田町
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