年に1度のガチンコ対決! 一番飛ぶドライバーはどれだ!?【第28回D-1グランプリ開催!!】
●Dブロック/2試合目 予選2位を食いにかかる『RS MAX』 「タイトリスト GT4」VS「プロギア RS MAX」 横田プロは『GT4』でつかまったロースピン弾道を放ち、勝又プロは『RS MAX』でキャリーを伸ばす。そんなシーソーゲームも『GT4』が返り討ちにした。 【飛距離】[勝]GT4/[負]RS MAX ▷勝又:220.1Y/216.2Y ▷木部:279.3Y/276.3Y ▷横田:297.1Y/286.4Y ▷平均:265.5Y/259.6Y
上位ランクを食うため「♦♦♦」が牙をむく
横田 これまでのD‐1では、予選を上位で突破したモデルが初戦でいきなり敗れる波乱がありました。今年でいえば、予選が3位の『KURO』と14位の『Ai SMOKE ♦♦♦』のバトルでしょう。 木部 個人的には、僕のエースドライバーと似ている『♦♦♦』が、16本の中でも好感触でした前回大会のチャンピオン(パラダイム ♦♦♦)の後継モデルになりますね。 勝又 どちらもディープフェースで引き締まった顔つきです。私が打った感じでは『KURO』は見た目よりも球が浮きやすくて『♦♦♦』はライナー系でランが出そう、という違いがありました。 横田 『♦♦♦』はディープフェースといい短めの重心距離といい、強い球を飛ばせる要素があります。そして、曲がらない。勝って不思議はありませんが、予選の結果からすると〝下剋上〞ですね。 勝又 その『♦♦♦』や『GT』シリーズ、『Qi10LS』『RS F』といったアスリート系に“一発”が出ました。 横田 うん、そういうモデルって、芯を食ったときにスゴい飛ぶ。プロや競技アマチュアが打つD1では、やっぱりこういうのが強い。 木部 そういうことなんだ。2回戦からも楽しみです ! 取材・文/新井田聡 イラスト/亀川秀樹 写真/有原裕晶、野村知也 協力/GC成田ハイツリー、東名CC、フライトスコープジャパン ※2024年10月号 月刊ゴルフダイジェスト「D-1グランプリ」から一部抜粋
月刊ゴルフダイジェスト編集部