石川遼、24位で逆転賞金王へ厳しいスタート 賞金ランク1位の平田憲聖も「メンタル的に思うような動きが…」と19位発進【男子ゴルフ】
◇28日 男子ゴルフ最終戦 日本シリーズJT杯第1日(東京都稲城市、東京よみうりCC) 賞金王争いをしている6人のうち、最上位は2週連続優勝がかかる岩田寛(43)と木下稜介(33)=ハートランド=でイーブンの12位。賞金ランク1位の平田憲聖(24)=エレコム=は2オーバーで19位。逆転して賞金王になるには優勝しかない同6位の石川遼(33)=カシオ=は3オーバーの24位で、厳しい出足となった。 賞金王には優勝が絶対条件となる石川は1バーディー、4ボギーと厳しいスタートとなった。17番は多くの選手がバーディーを計算に入れるパー5だが、第1打をミスした上に3パット。それでも、「全体的にショットは悪くない。パットも思った通りに打てている。ここから追い上げていけばいいだけ」と自らを信じるように語った。 1バーディー、3ボギーだった平田はフェアウエーを捉えたのが4ホールだけ。「風の影響というより、自分の中でメンタル的に思うような動きをできなかった。昨年は伸び伸びプレーできていたが…」と重圧を感じているようだ。 平田とわずか288万円差で賞金ランク2位につける金谷拓実(ヨギボー)は1オーバーの17位だが、平田を1打リードした。「アイアンがよくなかった。明日からは自分らしいプレーができるように」とチャージを期した。 首位は5アンダーの中島啓太(24)。
中日スポーツ