「本当に裕福な人」とそれを装う人の見分け方5つ
さまざまな経験が豊富
「時は金なり」という古い格言が、実はその逆だということは誰もが知っています。「金は時なり」なのです。誰かにお金を払って家を掃除してもらえば、1日のうち1時間、好きなように使える時間が手に入ります。 本当に裕福な人は、そうでない人より時間があります。そしてその時間を使って、何らかのスキルを身につけたり、人生経験を積んだり、知識を得られたりするのです。お金持ちの人は、スキーや乗馬(あるいはポロ)ができますし、プライベートジェットがどういうものかもよく知っています。外国の都市には、単なる観光以上に親しんでいます。 どれだけお金持ちかを吹聴しなくても、世の中について幅広い知識をもっていれば、それは、家賃のために週40時間以上捧げる必要がなかったということなのです。
ブランドのロゴがない
いわゆるインフルエンサーが、ブランド物を見せびらかす理由は何でしょうか。それは、お金をもらえるから、または、もらいたいと思っているからです。 ファッションブランドや高級ブランドは、あなたがそれを買うお金を持っていることを世間に知らしめるために存在しますが、本当のお金持ちは、そんなことをする必要はないし、したいとも思いません。 もちろん、本当のお金持ちも高級ブランドを身につけますが、あまり耳にしない高級ブランドだったりします。「高級」だと触れ回っていないため、よく注意して見ないとわかりません。 また、本当にお金のある人は、注文して仕立てた、ブランドのラベルがない服を着ています。上等で体にぴったり合った、ロゴがない服を着ている人がいたら、おそらくその人は本物のお金持ちです。
価格に対する意識
昔のドラマで、分別ある大人の女性がこんなことを言うシーンがありました。「バナナ1本よね、マイケル。いくらかしら、10ドル?」 あなたが比較的裕福な暮らしをしている人だとしても、物の値段はだいたい知っているでしょう。自分でお金を使って買い物をしているからです。 自分でガソリンを入れ、スーパーで買い物をし、請求書の支払いをしています。新しい車を迷わずポンと買ったとしても、それがいくらするかは知っています。 ところが、本当に裕福な人は、世の中の物はすべてタダに思えるくらい、お金と切り離された生活をしています。自分でお金を払わないことが多いのです。自分でお金を払ったとしても、値段なんか気にしません。物や経験の対価としてお金を払ったところで、日々の生活に何の影響もないのです。 ですから、「牛乳1本いくら?」と聞かれて答えに窮することがあるわけです。