【素朴な疑問】1週間電源オンで暖房を放置した場合、電気代はどれほどかかる?
冬の時期を快適に過ごすためには、暖房が欠かせません。 しかし、だからこそ暖房をつけたままうっかり外出してしまった、という経験がある人も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、暖房の電気代の計算方法と、1週間つけっぱなしで放置した場合にかかる電気代はいくらか、ということについて詳しく解説します。
暖房の電気代の計算方法は?
まずは暖房の電気代の計算方法について把握しておきましょう。暖房に限らず、家電製品は「消費電力(kW)×単価(円/kWh)」で1時間あたりの電気代を計算できます。 つまり、電気代を知るために必要なことは消費電力と単価を知ることです。消費電力は、使用しているエアコンに記載されているので確認しましょう。ちなみに、1kWは1000Wです。 そのため、仮に消費電力が1200Wと記載されていれば、1.2kWということになります。単価は、電気会社との契約によって異なります。正確な価格を知りたい場合は、電力会社のホームページなどで確認しましょう。 なお、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会では、目安単価を31円としています。
暖房を1週間つけっぱなしにしたら電気代はいくらになるの?
それでは、もしも暖房を1週間つけっぱなしにした場合、電気代はいくらになるのでしょうか。エアコンは新しいものだと消費電力が0.6kWほどですが、古いものだと1kW以上のものも多いです。 そこで今回は、0.6kWの場合と1kWの場合でそれぞれ計算してみましょう。単価は31円とします。 まず、消費電力が1kWの場合、1時間あたりの電気代の計算式は「1kW×31円/kWh」なので31円です。1日つけっぱなしだと744円、1週間つけっぱなしだと5208円になります。 一方、消費電力が0.6kWの場合、1時間あたりの電気代を求める計算式は「0.6kW×31円/kWh」なので、18.6円です。1日つけっぱなしだと446.4円、1週間つけっぱなしだと3124.8円になります。