年始セール「グランバザール」のCMを担当する大阪・心斎橋RARCOでのトークイベントで「HOT　LIMIT」の赤バージョンのオリジナルフィギュアを手に笑顔の西川貴教（カメラ・筒井政也）

　アーティストの「Ｔ．Ｍ．Ｒｅｖｏｌｕｔｉｏｎ」こと西川貴教が７日、大阪・心斎橋ＲＡＲＣＯでのトークイベントに出席した。 　西川は全国のＰＡＲＣＯで年２回開催される大型セール「グランバザール」（１３日まで）の販促キャラクターを１９９８年から担当。ＣＭで使った大ヒット曲「ＨＯＴ　ＬＩＭＩＴ」の赤い衣装の生地で作成された上着で、新春らしく登壇した。 　滋賀県出身で「今年、関西最初のイベント。勇んで、昨日来ました」と意気込み、あふれる地元愛から「ゆくゆくは、琵琶湖（びわこ）プリンスホテルと同じ高さの銅像を建てて、自由の女神みたいに中を昇って、手のひらの上で初日の出のご来光を見てもらいたい。いくらかかるんかな？　みなさんのご寄付や協賛企業をお待ちしています」と“初夢”を語った。 　一方、イベントにはバンダイから過去に発売した自身のフィギュアの「ＨＯＴ　ＬＩＭＩＴ」の赤色バージョンも披露。「もしかしたら（販売の）情報が出るかも」とＰＲした。 　今年は大阪・関西万博（４月１３日～１０月１３日）が開催される。「（滋賀とは）仲間なので仲良くしましょう。東海地区と違います。近畿ですよ」と同じ関西を強調した。昨年６月まではＢＳの番組「バーチャル知事」のＭＣを担当し、地方創生を訴えた。一部の地元民からは政界進出も期待されているが「２０２６年が次の県知事選ですが（時期が）近過ぎる。他にやらなアカンこともあるから。気持ちはすごくうれしいけど、変わらず。自分の立場でもまだまだ地域にできることはあるはず」と笑って否定した。