南沢奈央が「朝昼晩、食べられます」と語る、韓国で外せないグルメとは? 葉加瀬太郎も共感
俳優・南沢奈央が、一人旅で行ったフィンランドとエストニアのエピソードなどを語った。 南沢が登場したのは、ゲストに様々な国での旅の思い出を聞く、J-WAVEで放送中の番組『ANA WORLD AIR CURRENT』(ナビゲーター:葉加瀬太郎)。オンエアは2023年12月30日(土)。
書籍の言葉をきっかけに一人旅を決意
1990年生まれの南沢奈央は2006年、スカウトをきっかけに、連続テレビドラマで主演デビュー。以降、ドラマ、映画、舞台、ラジオ、CMなどで幅広く活動。大の読書家としても知られており、書評やエッセイなどの執筆活動も精力的におこなっている。 南沢は印象に残った旅先として、フィンランドとエストニアを挙げた。 葉加瀬:どんな旅だったんですか? 南沢:一人旅でした。ずっと北欧に行ってみたい気持ちがあって、北欧の雑貨とかムーミンとかが大好きで行ってみたかったんですけど、全然機会がなくって。行ったのは5、6年前の12月だったんですけど、マネージャーさんから「来週、1週間の休みが取れたよ」と言われて、ちょうどそのときに読んでいたのが旅のエッセイだったんですね。本の帯に「1回きりの人生。行きたいところに行って、見たいものを見て、食べたいものを食べるのだ」と書かれていて、「そうだ!」と思いました(笑)。 葉加瀬:一人旅はそれまでもしたことはあるんですか? 南沢:そうですね。わりと一人旅は多いです。最初は国内ばっかりだったんですけど、ちょっとずつ海外にひとりで行くようになっていた時期です。 葉加瀬:ここ最近、この番組のゲストとの話題で「女性の一人旅」っていうキーワードが多いんですよ。たぶん、街と時代のムードだと思います。 南沢:一人旅だからこそのチャレンジがあるんですよね。 葉加瀬:友だち同士で行くとみんなのことを気にしなくちゃいけないし、見たいものもそれぞれ違うでしょうしね。フィンランドとエストニアを選んだのはけっこう勇気がいることだったのでは? 南沢:緊張しましたね。でも、勢いで決めたんで、あまり計画を立てずに行きました。ちょうどクリスマスマーケットがあった時期だったので、それぐらいしか(予定を)決めていなかったですね。 葉加瀬:北国のクリスマスマーケットって格別だよね。 南沢:日本にはない雰囲気で、屋台がばーっと並んでいました。地元の人が集う場所で、食べ物だけじゃなく雑貨もたくさんあって。クリスマスの雰囲気が味覚でも物でも楽しめるし、サンタさんもいるし(笑)。メリーゴーランドもあって、1つのテーマパークみたいになっていました。 葉加瀬:移動遊園地的なやつだよね。それがヘルシンキですか? 南沢:そうです。 南沢はクリスマスマーケットで、フィンランドの国民食「カレリアンピーラッカ」を堪能したそうだ。 南沢:クリスマスマーケットで何か食べたいなと思って歩いてたんですけど、何が何だかわからなくて。唯一「RICE(米)」って看板があって行ったら、カレリアンピーラッカがありました。これはライ麦の生地にミルク粥がかかっている、パンみたいな感じです。ちょっと甘めです。 葉加瀬:温かい料理ですか? 南沢:はい。たぶん、食事にもなるしおやつっぽくも食べられる、お腹にたまるものでした。何も情報がないなかふと選んだものだったので、めちゃくちゃ覚えていますね。 葉加瀬:一人旅だと予定を立てなくてもなんとかなるってことだよね。 南沢:私、普段は人に頼りきりなタイプなんですよね。だけど、強制的にひとりになると自分で決めざるを得ないというか。行ってみたり声をかけてみるっていう、チャレンジができるのも一人旅で楽しいところですね。 葉加瀬:なるほど。サンタさんとは写真を撮ったんですか? 南沢:遠目からズームで撮りました(笑)。ひとりだったから恥ずかしかったんですけど、もったいなかったなって思います(笑)。 葉加瀬:(笑)。