コメダ珈琲店「シロノワール」のおいしさの秘密は生地にあった!?コメダファンが教えるモーニングのウラ技も大公開!
代表メニュー「シロノワール」 アツアツ冷え冷えの秘密は生地の層にあった!?
看板メニュー「シロノワール」の誕生は創業10年目の1977年。本店開業のタイミングで、お客さんに喜んでもらえる目玉商品を作りたいと開発されたそうです。当時はまだ珍しかったデニッシュとソフトクリームを掛け合わせた特別なメニューは、発売後間もなくコメダを代表するメニューに! デニッシュのおいしさの秘密を探るため、コメダのパン工場の取材をお願いしましたが、残念ながらNG。特別に工場の中を撮影した映像をいただき、パン製造部部長の伊藤さんに解説してもらいました! シロノワールの生地は、ソフトクリームをのせるため、通常のデニッシュと比べて硬めだそう。伊藤さんによると「コメダ専用の小麦粉を使い、のばす時の生地の温度や水の量を日々調整しています」とのこと。1日の中でも数回調整しているそうです! 薄くのばした生地は、何度も折り畳み、層を重ねていきます。デニッシュは、生地とバターなどの油脂を何層も重ねて作ります。オーブンで焼くと油脂が溶け、重ねた生地の層だけが残り、サクサク食感のデニッシュができあがります。 最大のポイントは「層の多さ」。一般的なデニッシュは24層か36層ですが、シロノワールのデニッシュは64層!生地の層が少ないとソフトクリームをあまり吸わず、層が多いと吸い込みすぎてベチャベチャになるため、64層がベストな状態だそうです。 こだわりは「焼き方」にも。焼き上がった後にデニッシュが沈み込まないように、オーブンの種類や温度を調整します。パンは急に冷ますとへこむので、ゆっくり冷やすことがとても重要。64層を保つため、高さ数メートルの筒状の「冷却タワー」のレーンを移動させながら、デニッシュをゆっくり冷ましていきます。このように、シロノワールの"アツアツ冷え冷え"食感の秘密は、デニッシュが64層だから実現していました! コメダでは、サンドイッチやハンバーガー、ポテトなどのホットスナック、さらにデザートなど、モーニング以外のフードメニューも豊富!番組では、全部で約50種類のフードメニューから人気ランキングを決定しました! <意外なメニューもランクイン!?ランキングへ続く> CBCテレビ『デララバ』12月13日(水)放送
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