【トラトラ株】 10月16日のNYダウは反発し、前日比337・28ドル（0・79％）高の4万3077・70ドルと、2日ぶりに最高値を更新した。インフレが沈静化するなか、今後FRBが利下げを粛々と実行することで、米経済がソフトランディングするとの見方が強まっていることが米株高の背景だ。 この米株高は日本株への追い風だ。しかしながら、日本は27日投開票の衆院選を控えており、政治リスクが強く意識される見通しだ。よって、目先は慎重スタンスで運用したい。 まず、コシダカホールディングス（2157）は好業績が注目ポイント。2025年8月期通期の連結業績は、売上高は710・57億円（前期比12・3％増）、営業利益は115・78億円（同13・9％増）の見通し。 出店については高稼働が期待できる首都圏で継続するほか、近畿・中京エリアへの重点出店と並行して出店余地の高いエリアへの出店、既存店舗のリロケーションによる大型化・効率化を進め、出店ペースを加速する。 また、カラオケルームをPER（Private　Entertainment　Room）化する施策については、既存サービスのブラッシュアップに加え、新たなエンターテインメントプラットフォームとしてエンタメボックス「E―bo（イーボ）」を導入する。 次に、JESCOホールディングス（1434）も好業績が注目ポイント。25年8月期通期連結業績予想は、売上高は180億円（前期比21・6％増）、営業利益は18億円（同57・4％増）の見通し。再生可能エネルギー関連設備については、系統用蓄電設備のさらなる受注拡大に注力していく。 太陽光パネルのリサイクルでは、業務提携したJ＆T環境株式会社と連携し、EPC（設計・調達・建設）からリサイクル事業までワンストップでサービスを提供する新たなビジネスモデルを推進していく。また、今後の発展が期待される洋上風力への取り組みも進めていくという。 「ベースフード」農水省が研究活動を補助事業として採択