PS2の累計販売台数は1億6000万台超であることが正式に判明 史上最も売れたコンソールに
PlayStationの30周年を記念し、ソニーが特設サイトを公開した。PlayStationの歴史をたどるページのなかで、長年にわたって推測されてきたPS2の販売台数などの興味深い事実が明らかになっている。 「Sony PlayStation」画像・動画ギャラリー このサイトによると、PS2は2000年の発売以来、全世界で1億6000万台以上を販売したそうだ。つまり、史上もっとも売れたコンソールということになる。これに続くのは、ニンテンドーDSの1億5402万台、そしてNintendo Switchの1億4600万台だ。 たしかに、PS2がもっとも売れたコンソールであることはすでにわかっていたが、1億6000万台という数字が正式に明らかになったのは今回が初めてだ。これまで、IGN USでは独自に販売台数を推測しており、PS2は発売以来およそ1億5900万台を販売していると見積もっていた。この数字は、ソニーの最新の報告(2011年に発表された1億5000万台)と、ビデオゲーム関連の市場調査会社Niko Partnersに所属するダニエル・アーマッドのさらなる分析(ResetEraより)を基にしている。 実際、近い将来にPS2を上回る可能性がある唯一のコンソールはNintendo Switchだ。PS5やXbox Series X|Sといったほかの現世代機は、現時点でまだ大幅に後れを取っているからだ。しかし、Nintendo Switchも後継機の発表が待たれるなか、現行機の売り上げは最近大きく減少している。 30周年記念特設サイトは、PS2だけでなく初代PSからPS VR2まで、ソニーの全コンソールに関する興味深い情報が満載だ。なお、ソニーは今後の計画でも注目を集めている。Bloombergの報道によると、同社は再び携帯ゲーム機の分野に参入しようとしているようだ。
Alex Stedman