波瑠 令和の新女性刑事ヒロインへ 1月期フジドラマで主演「強さをどう表現するか…」
女優の波瑠(33)が、来年1月期のフジテレビドラマ「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」(1月21日スタート、火曜後9・00)で主演を務める。同局の連続ドラマに出演するのは、「わたしのお嫁くん」(2023年)以来およそ2年ぶり。“カメラアイ”と呼ばれる瞬間記憶能力を持つ女性刑事・柊氷月(ひいらぎ・ひづき)を演じる。 波瑠演じる主人公・氷月は、一度見た光景を写真のように記憶することができる瞬間記憶能力“カメラアイ”の持ち主。その能力を活かしながら様々な難事件に立ち向かう。ノンキャリアで警視庁捜査一課の主任にまで成り上がった刑事である氷月は、犯人に対する追求は徹底的で容赦がなく、血も涙もないことから“氷の女王”とも呼ばれる。他人にも自分にも厳しいストイックな性格。 そんな氷月には、忘れたくても忘れられない“ある過去”があり、その心の傷を抱えて日々過ごしている。氷月が主任を務める警視庁捜査一課第3強行犯第1係・「柊班」は、捜査一課に特例的に設置された班。くせ者刑事たちが集まったが、氷月だけでなく、班員それぞれもまた秘密や過去のトラウマを抱えていた。そんな柊班のメンバーたちはどう過去と向き合っていくのか。そして氷月の永久凍土のような心が溶ける日が来るのか。これまでフジテレビでは、「アンフェア」「ストロベリーナイト」など数多くの女性刑事ドラマを放送してきたが、2025年の幕開けに、令和の新たな女性刑事が誕生する。 脚本家・髙橋悠也氏による完全オリジナル作品。Netflix映画「シティーハンター」(2024年)など話題作を世に送りだしている佐藤祐市氏がメガホンをとる。 <波瑠コメント> ――台本を読んだ感想をお聞かせください 「私が演じる氷月は、“カメラアイ”という能力を使って事件解決に導いていくのですが、それだけではなく、氷月が持っている過去や、事件の被害者の方の思いや悲しみや人生を捉えて、氷月も共感し一緒に悲しみながら、事件解決していく姿をお見せできたら楽しんでいただけるのかなと思いました」 ――柊氷月を演じるにあたり、準備されていることや心がけようとされていることはありますか? 「氷月の同僚は全員男性という中で、強くあるため“負けないように”という思いもあるのですが、男勝りになり過ぎず、女性らしい目線で事件を捉える“優しさ”もどこかにないといけないのかなと思っているので、強さをどう表現するか日々考えています」 ――氷月率いる柊班の刑事達も今後解禁となりますが、どんなチームになりそうでしょうか? 「頼りになる先輩から、柔軟でフレッシュな若手までそろった、いろいろな意味で令和の新しいチームになるのかなと思います。このチームがどうなっていくのかとても楽しみです」 ――放送を楽しみにしている視聴者の皆様へのメッセージをお願いします。 「『アイシー』というドラマで私は氷月という役を演じます。“氷の女王”というあだ名もあるので寒くて冷たい感じがするかもしれないのですが、(放送開始の)1月は寒いので、ぜひあたたかいお部屋でハラハラしながらこの刑事ドラマを楽しんでいただけたらうれしいです!」