大分県護国神社に国内最大級の大破魔矢と大熊手が登場 「大きな縁起物に大きな夢を託して」
大分県護国神社(大分市牧)の参道に15日、国内最大級の大破魔矢と大熊手が登場した。 新年を迎えるための恒例行事。参拝客が見守る中、金や紅白に彩られた破魔矢(高さ18・8メートル、重さ1・8トン)と、宝船やタイ、米俵などが飾り付けられた熊手(高さ12メートル、重さ5・1トン)がクレーンでつり上げられ、土台に差し込まれた。
破魔矢には来年の干支(えと)「巳(み)」にちなんで、カラフルな4匹のヘビのイラストが描かれた大絵馬が取り付けられ、高所作業車に乗った神職が清め払いをした。 イラストを描いた山崎幸芽(こうが)ちゃん(6)=同市=は来春、小学校に入学予定。「友達と一緒に通いたい」と新年を待ち焦がれていた。八坂秀史宮司(63)は「大きな縁起物に大きな夢を託してほしい」と話していた。