今年の流行語大賞は「ONE TEAM」 トップテンに「令和」「タピる」「闇営業」など選出
その年を象徴する言葉を選ぶ「2019 ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)が、2日夕方に発表され、年間大賞に「ONE TEAM(ワンチーム)」が選ばれた。 【動画】2019年流行語大賞は「ONE TEAM」 トップテンに「タピる」「闇営業」など選出 「ONE TEAM」は、ラグビー日本代表が掲げたスローガン。日本を含めた7カ国の出身者が集まるチームの結束力を高め、ひとつになって戦うという意味が込められている。ワールドカップ(W杯)で史上初の8強入りを果たしたチームの戦いぶりとともに「ONE TEAM」という言葉が大きな話題となった。
「後悔などあろうはずがありません」イチローさんの言葉が特別賞
トップテンには、新元号の「令和」、消費税率引き上げに伴って導入された措置「軽減税率」など社会事象を反映する言葉のほか、職場や就職活動で女性がヒールのある靴の着用を強制されることに異議を唱える「#KuToo」、タレントが事務所を介さずに直接仕事を受けることを指す「闇営業」、タピオカドリンクを飲むことを表す「タピる」などが選ばれた。 また、日本のプロ野球と米大リーグで活躍したイチロー選手(当時)が、今年3月の引退会見で発した「後悔などあろうはずがありません」という言葉が選考委員特別賞を受賞した。
トップテンに選ばれた言葉は以下の通り。 ●計画運休 ●軽減税率 ●スマイリングシンデレラ/しぶこ ●タピる ●#KuToo ●◯◯ペイ ●免許返納 ●闇営業 ●令和 ●ONE TEAM