小芝風花、実在する「警視庁身元不明人相談室」舞台にしたドラマで主演 名もなき遺体と向き合う
女優の小芝風花(27)が、7月スタートの日本テレビ系連続ドラマ「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」(土曜・後9時)で主演することが29日、分かった。 【写真】小芝風花、ロバート・秋山との2ショット公開 社会現象になったTBS日曜劇場「半沢直樹」や、26年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」を手がける人気脚本家・八津弘幸氏によるオリジナルドラマ。全国に2万体あるといわれる“名もなき遺体”の身元を特定し、家族の元に帰す実在の部署「警視庁身元不明人相談室」を舞台に、死者の真実に迫る警察エンターテインメント作品だ。 日テレの連ドラは初主演となる小芝が演じるのは、自ら志願して「身元不明人相談室」に配属された主人公・三田桜。10歳年上ながら同期入庁の月本真とバディを組み、悪戦苦闘しながら身元不明の遺体の秘められた思いに近づいていく。 小芝はもともと相談室のことを知っていたというが「これを機に相談室のことをいろいろ調べたら、こんなにも多くの身元不明のご遺体があるんだなと思って、正直心が苦しかったです」と胸が痛んだという。「作品を通じて、身元が分からなく亡くなってしまった方の思いを根気強く熱心に捜査し、家族や恋人の元に帰す三田桜を見て、視聴者の方に、少しでも温かい気持ちになっていただけたら」とコメントした。 脚本の八津氏も「この簡単ではないテーマと向き合い、その上で皆さんに楽しんでもらえるドラマを作れたら、それは何か新しい物のような気がします」と語った。
報知新聞社