清水尋也&高杉真宙がW主演!アウトローに生きる若者たちの“青春”と“居場所”を描く『オアシス』2024年秋公開
山戸結希、松居大悟、三宅唱、岸善幸、箱田優子、藤井道人ら、数多くの監督の映画、ドラマ作品に助監督として参加してきた岩屋拓郎監督の長編デビュー作であり、映画企画コンペにて新人賞を獲得した『オアシス』が2024年秋に全国公開することが決定。『さがす』(22)の清水尋也、「賭ケグルイ」シリーズ、「ガンニバル」の高杉真宙がW主演を務める本作より、ティザーキービジュアルと特報が到着した。 【写真を見る】清水尋也と高杉真宙がW主演を務める『オアシス』ティザーポスター 2012年にフジテレビのドラマ「高校入試」で初共演した清水と高杉。その後も『渇き。』(14)、『逆光の頃』(17)、2019年放送のNHKドラマ「サギデカ」、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-/-決戦-』(23)といった作品で何度も共演してきた。プライベートでも長きにわたる親交があるという2人が、本作では共に主演を務めることとなった。 富井ヒロト(清水)と金森(高杉)は幼なじみで青春時代を共に過ごした仲間だったが、ある事件をきっかけにバラバラに人生を歩むことに。数年後、社会からはみ出した富井はヤクザである菅原組の組員となり、組長に認められ、組員の中で頭角を現し、いつしかそこが、富井の居場所となっていた。一方、金森は社会から逃げるように荒くれものたちが集まる犯罪組織で自堕落な生活を送り、喧嘩や裏稼業に明け暮れる毎日。菅原組も迂闊に手を出せない程に異名轟かせていた。「道が違えば殺し合う」。そんな世界に身を投じてしまった富井と金森。親友だった2人は、一触即発の敵対関係になってしまう。 社会からはみ出し、絶望と一瞬の幸福を味わい、アウトローに生きる者たちの物語を描く異色のヴァイオレンス青春となった本作に向けて、清水と高杉、岩屋監督からのコメントも届けられた。富井役の清水が「約4年前、監督に呼び出され、『初監督作の主演をやって欲しい』と頼まれたあの日から始まり、ついに皆様にお届けできる時が来ました。同じく主演には、この世界に入ってから最初にできた友人の高杉真宙。自分にとっても特別な作品となりました」と作品や高杉への思いを語ると、金森役の高杉も「長く共にした清水と、このようなカタチで共演できる日がくるとは10代だったあの頃の自分には想像もつきませんでした」と2人の友情が映画になって形作られたことを感慨深く感じている様子。 岩屋監督は「現場で出会った清水尋也と一緒に映画を創ろうと約4年。清水尋也、高杉真宙をはじめとする最高の俳優部、尊敬する最高のスタッフ陣に囲まれて地元の愛知で撮影をしました。自分は何者なんだろう?自分の居場所はどこにあるんだろう?地元、名古屋にいた頃のヒリヒリした感情を想い出しながら脚本を書きました」と清水、高杉への感謝の気持ち、初監督作にかける情熱と綴っている。 アウトローに生きる若者たちの“青春”と“居場所”を描く本作で、相性のいい清水と高杉がどんな演技を見せるのか?さらなる続報に期待! ■<コメント> ●清水尋也(富井ヒロト役) 「富井ヒロトを演じます、清水尋也です。約4年前、監督に呼び出され、『初監督作の主演をやって欲しい』と頼まれたあの日から始まり、ついに皆様にお届けできる時が来ました。同じく主演には、この世界に入ってから最初にできた友人の高杉真宙。自分にとっても特別な作品となりました。約1ヶ月に及ぶ名古屋ロケ、スタッフキャスト全員で歩み作り上げた今作を、そして映画監督・岩屋拓郎の始まりを見逃さないで欲しいです。映画『オアシス』、よろしくお願いします」 ●高杉真宙(金森役) 「この度、金森役を演じます、高杉真宙です。清水から、直接この映画の話を聞き、岩屋監督と出会い、映画が産まれる瞬間を間近で見られたこと、そんな作品に参加できたことを光栄に思います。長く共にした清水と、このようなカタチで共演できる日がくるとは10代だったあの頃の自分には想像もつきませんでした。それもこれも岩屋監督と清水のおかげです。たくさんの想いのこもった熱意ある作品。是非楽しみにお待ちください」 ●岩屋拓郎(監督、脚本) 「はじめまして、岩屋拓郎です。ご縁に恵まれ、大切な仲間たちと映画を創ることが出来ました。僕の初監督作品です。現場で出会った清水尋也と一緒に映画を創ろうと約4年。清水尋也、高杉真宙をはじめとする最高の俳優部、尊敬する最高のスタッフ陣に囲まれて地元の愛知で撮影をしました。脚本はオリジナルストーリーです。自分は何者なんだろう?自分の居場所はどこにあるんだろう?地元、名古屋にいた頃のヒリヒリした感情を想い出しながら脚本を書きました。いま、自分が持っているものをできる限り丁寧に情熱的に全て注ぎ込んだつもりです。傷だらけの青春映画。手作りです。映画館で、ぜひ劇場で、よろしくお願いします」 文/平尾嘉浩