無事故、多数来場を祈願 八幡平リゾート、下倉両スキー場【岩手】
八幡平リゾートパノラマ、下倉両スキー場の合同安全祈願祭は16日、八幡平市のパノラマスキー場で行われ、関係者がシーズン中の無事故と多くの来場を願った。両スキー場とも21日のオープンを目指す。 祈願祭には警察や消防、スキー場関係者ら約40人が出席。神事でシーズン中の安全を祈った後、スキー場を経営する東北リゾートサービスの佐藤圭一代表取締役総支配人ら7人がテープカットした。 16日現在、積雪は山頂でパノラマスキー場は約60センチ、下倉スキー場が約1メートルと、ここ数年では恵まれた状況。佐藤代表取締役総支配人は「ここ数年は雪が少ない状態でオープンに近づくことが多かったが、今年は雪が多く盤石な体制でオープンに向かう。オープンまでゲレンデの整備をしっかりしてスキーヤーやスノーボーダーらを迎えたい」と話している。 昨シーズン(2023年12月~24年3月)は両スキー場合わせて約4万5000人が来場。今シーズン(24年12月~25年3月)は、今後も積雪や海外からのインバウンド(訪日客)にも期待できることから約1万人増の5万4500人を目標に掲げている。