“世界のレジェンド”カカ、ダービッツが共演!元スペイン代表・D.シルバが1ゴール、現役さながらのプレー【DIAMOND CUP OF LEGEND】
前半28分、中央でシルバがボールを奪って持ち込むとモリエンテスへ、折り返しをシルバがもらうとセンタリング、これをピレスが合わせてワールド・レジェンズが先制点を奪った。さらに30分、左サイドでシルバがモリエンテスとのワンツーで抜け出すと、鮮やかなボールコントロールで2点目を奪った。 反撃したいJクラシックスは33分、右サイドの久保から中央の大久保へクロス、これを完璧なタイミングでヘディングシュートを放ったが、またもキーパーのジダが好セーブ。本気モードに入った大久保も思わず、苦笑いを浮かべた。 2対0とワールド・レジェンズがリードして迎えた後半8分、ゴール前の混戦から後半から出場の太田宏介(37)が右足を振り抜き、ゴールを奪った。その3分後、ゴールを奪った太田が左サイドを上がると、中央へセンタリング、このボールを後半から出場の李忠成(38)がヘディングで合わせて2対2の同点。 さらに2分後、右サイドの田中から柏木、松井と渡って最後はフリーの大久保が落ち着いて決め、Jクラシックスが3対2と逆転した。しかし、後半17分にはワールド・レジェンズは中央でカカがボールを持つと、後半から出場のJ.サビオラ(42、アルゼンチン)が抜け出して、ゴール右隅に流し込み、3対3の同点。 プレーしていた大久保は「シルバだけ次元が違う、どこにボールを出してくるかわからない」とインタビューを受けていたが、30分にはカカとそのシルバのコンビネーションからシルバが抜け出し、今度はD.トレゼゲ(47、フランス)とのワンツーで崩し、最後はトレゼゲに折り返し、これを流し込んで4対3とワールド・レジェンズが勝ち越した。 50代、40代になっても現役さながらの技を見せてくれた世界のレジェンド、会場に訪れたファンは大歓声を送っていた。
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