『キミとオオカミくんには騙されない』ではストレートな恋愛姿勢で人気爆上がりの”まほち”こと堀口真帆

10月27日に最終回を迎える、『ABEMA』の人気シリーズ『キミとオオカミくんには騙されない』（以下、オオカミくん）。女子高生たちが“真の恋人”と結ばれるのか、気になるところだが……。 【写真】”まほち”こと堀口真帆が魅せた雨にも負けない眩しい「笑顔」 『オオカミくん』は、5人の女子高生が8人のイケメンたちから“最高彼氏”を見つけるために過ごす、恋愛リアリティーショー。だが、男性陣の中には“恋をしてるフリ”をする“嘘つきオオカミくん”が潜んでおり、彼らに騙されずに“真の恋人”を手に入れることができるのか注目されている。 そんな中、中盤で“オオカミ”と疑われた恋人候補が脱落し、涙の“失恋”を経験してしまったのが、“まほち”こと堀口真帆だ。 ◆最終回前に意中の男性に「おねだりハグ」 しばらくは失恋を引きずっていた堀口だが、後半では別の男性を好きになり、一気に“恋愛モード”へ。前回はその男性に“おねだりハグ”。そのストレートな恋愛姿勢に番組MCである『timelesz』菊池風磨は 「なに、今の！　かわいい！」 と発言。等身大の恋愛を見せてきた堀口は、『オオカミくん』を通じて男女問わず同世代から支持は“爆上がり”中だ。 「『オオカミくん』に参加して、同性ファンの方がすごく増えました。今まで結構、男性のファンとかの方が多かったんですが、それが女の子の、しかも本当に私と同じ年くらいの高校生の方たちがファンになってくれて、『インスタグラム』などのSNSで応援アカウントを作ってくれたりしてくれて、本当に有難いです」 そう話す笑顔が眩しい堀口。ティーンの気持ちをがっちりつかんだ彼女を緊急インタビュー。気になる『オオカミくん』のウラ話から、女子高生の恋愛事情など、“まほち”の素顔に迫った――。 『オオカミくん』への参加が決まったときのことを堀口は、 「めっちゃうれしかった」 と笑顔をのぞかせる。 「私も“オオカミには騙されない”シリーズはずっと見てたんで、ホントうれしくて。もうどんな人たちがいるのか“早く会いたい”って。決まってからはずっとワクワクしていました。初めて会った時は、ほかの女の子は本当にカワイイなあ、レベルが高いなあと思って」 『Popteen』のモデルだった堀口は、仲が良かった2人も『オオカミくん』に参加中。他の2人は初対面だったが、その可愛さに驚いたという。 「なんか高校生に見えないくらい大人っぽいし、みんな可愛くて。なので、“うわー仲良くなれるかな……”とか思ってたんですけど、 初日からなんかもう本当に親友みたいになって。多分、みんなのコミュニケーション能力が高いっていうのもあるんでしょうけど、この子たちと一緒に“恋リア”に参加できるの嬉しいなって思いましたね」 ◆「彼氏作ってこいよ」と事務所も応援 堀口といえば、モデルのほかポカリスエットのＣＭやドラマ『アオハライド』（WOWWOW）など女優としても活躍。それだけに、“台本”のない恋愛リアリティーショーは戸惑いもあったが、 「私はもうありのままで行こうと思って。なんか最初は家族とか知り合いが見ているから絶対、恥ずかしいって思ってたんですけど、始まったらもう恥ずかしいとかはなくて。自分の恋愛してる姿を見て楽しんでもらえたらいいかな」 と話す。 そんな彼女を事務所も背中を押してくれた。将来有望な女優を“恋愛リアリティ―ショー”に送り込むのは心配な気もするが、 「“行っておいで”って、“彼氏作ってこいよ”って、応援してくれてます」 と、恋愛は事務所公認だ。 そんな彼女の“ハート”をまず捕らえたのが、吉田剛明さん（以下、タケ）だ。浅草デートで距離が一気に縮まり、いいムードに。だが、“キミ”（＝視聴者）によって1名の参加メンバーが脱落してしまう“オオカミ投票”でタケが指名されてしまい、退場することに。 堀口は男性を“脱落”から１度回避することができる『お守りカード』を悩んだ末に使わず、しかもタケが「“オオカミくん”ではなかった」と明かされると、彼女の目から涙が止まらなかった。 「あれはもういろんな感情があったんですけど……。『お守りカード』を使えば良かったという後悔の気持ちもあったし、それ以上に、これからタケくんと一緒に過ごせないのが本当に辛いなみたいな。でも、まさか落ちると思ってなくて……。 脱落が決まったあとのタケくんの振る舞いや、みんなへの言葉が、もうなんか、タケくんらしいというか。なんか、わざと盛り上げるような言葉を言うというか、ずっと笑ってて、“笑顔で終わろう”みたいに言ってるのが、なんかもう。結構長く、1週間くらいは引きずってました」 脱落という形で“失恋”を味わった堀口。だが後半になると植村颯太さん（以下、そう）の存在が大きくなっていく。だが、そうはすでに土方エミリさん（以下、エミリ）と“いいムード”。 そんな中、堀口はそうに想いを伝えるに前に、エミリに“好きになった”ことを明かす。その誠実な姿が、同世代の共感を呼んでいる。 ◆“恋のライバル”がいても譲らない 「もちろんエミリちゃんに伝えるのは当然だと思いました。前の回でエミリちゃんがそうくんに気持ちを伝えてて結構いい感じになってたから、そこで何も言わず行くのはさすがにちょっと申し訳ないし、自分もそれまではエミリちゃんを応援してたので。エミリちゃんとは普通に仲いいので、そういう意味でもしっかりなんか本人に伝えておいて、これからお互い頑張れるようにエミリちゃんに伝えました」 だが、エミリへ遠慮は 「まったくない」 と言い切る。 「もうあとは全力を尽くすのみ。私は恋のライバルがいたとしても譲る気はないし。うん。絶対にそこは負けないっていう気持ちでいます。負けず嫌いだし。だからちょっとエミリちゃんとそうくんが話してたりする時は嫉妬もするし、だからこそ自分からめちゃくちゃ誘うようには頑張っています」 それが最終告白前のそうへの“おねだりハグ”に繋がっているのだろう。 恋愛に素直で真面目な“まほち”の姿が、キミ（＝視聴者）の心をとらえて離さない。だが、娘の恋愛をリアルタイムで見るご両親は気が気でなさそうだが……。 ◆追われる恋愛よりも自分から積極的に行く恋愛 「今まで彼氏がいなかったですし、私自身、結構ズバって言う性格。なので、母としてはちゃんと振る舞えるか、可愛らしいところ見せられるのかって、そういう心配をしてくれていました。 いつもリアタイで見てくれてるんですけど、めちゃくちゃ楽しんで、いつも“オオカミくん”予想をしてる。いち視聴者として楽しんでるところはあります。 ただ、母もタケくんがすごい好きだったから、母も泣いて。“しょうがないね”って“大丈夫だよ”って声かけてくれましたね。母も悲しんだり、“キュンキュンしてやばいね”とか言って、一緒に楽しんでます。お父さんは……なんか気まずいですね 笑。気まずいけどお父さんも楽しんでるし、親だから“見ないでほしい”とかなくて、逆に見てほしいですね」 10月10日には16歳になった堀口。少し大人になった彼女に『オオカミくん』参加は大きな影響を与えている。 「『オオカミくん』で気づいたんですが、恋愛にはめっちゃ積極的な方なんだと思います、多分。追われる恋愛よりも自分から積極的に行く恋愛の方が向いているかなって。理想は仕事とか自分が頑張ってることに対してお互い尊敬し合えるような関係性。お互い成長できるような恋愛がしたいですね。そういう意味でも『オオカミくん』は素敵です。なかなか出来ないことだから、もう本当にありがたいと思っていますし、めちゃくちゃ楽しいです！」 果たして、最終回ではどんな“恋の結末”が待っているのか――。 ヘアメイク　 Yuko Aoi スタイリスト　Masumi Yakuzawa 取材・文：荒木田 範文（FRIDAYデジタル芸能デスク）