結成2季目アイスダンス吉田唄菜・森田真沙也組、全日本初V「世界のトップに食い込む」
フィギュアスケートの全日本選手権第3日は22日、大阪府門真市で行われ、ペアフリーは、5年ぶりの出場となった三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が、138・17点でショートプログラム(SP)に続いて1位。合計212・33点で2度目の優勝を果たした。アイスダンスは吉田唄菜、森田真沙也組(木下アカデミー)がリズムダンス(RD)に続いてトップで合計176・21点で初優勝。 【写真】ペアで優勝し、メダルを手に笑顔の三浦璃来(手前)、木原龍一組
アイスダンスは結成2季目の吉田、森田組が初制覇。リフトは最高難度のレベル4と評価されるなど息の合った演技で、国際スケート連合(ISU)非公認ながら今季のベストスコアをマーク。5度の優勝を誇った小松原美里、尊組の引退後、初めて日本一になったが、吉田は「世界のトップに食い込んでいけるように自分たちを奮い立たせて頑張りたい」。森田も「悪かったところを見直して次に向かいたい」と気を引き締めた。
【ペア】▽最終成績 〈1〉三浦、木原組212・33点〈2〉長岡、森口組(木下アカデミー)176・68〈3〉清水、本田組(同)136・72
【アイスダンス】▽最終成績 〈1〉吉田、森田組176・21点〈2〉田中、西山組(オリエンタルバイオ)168・92〈3〉佐々木(日大)、池田(西武東伏見ク)組141・09