マカオのカジノIR運営大手サンズチャイナが地元社会福祉団体と共同で衛生キット制作…11年累計38万5700セット寄付
マカオのカジノIR(統合型リゾート)運営大手サンズチャイナ社は10月24日、同日同社従業員と4つの地元社会福祉団体のボランティアらが国際NPO(非営利団体)クリーン・ザ・ワールドと組み、衛生キットを制作及び寄付する国際社会貢献活動を行ったと発表。 同社によれば、同社傘下のIR「ヴェネチアンマカオ」のコンベンション施設「コタイエキスポホール」に同社従業員と地元ボランティアら約350人が集まり、3万セットの衛生キットを制作。衛生キットはエコバッグの中にシャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュ、歯磨きセット、石鹸とメッセージカードが入っており、このうち石鹸はホテル客室から回収した使用済み石鹸を消毒処理の上でリサイクルしたものとのこと。今回制作した衛生キットはフィリピンで支援を必要とする被災家庭に寄付される予定という。 同社はこれまでに同様の活動を2014年から11年連続で実施しており、衛生キットの累計制作数は38万5700個に上るとした。