次長課長・河本 大変なことが「無茶苦茶あった」「笑いに変えていかなきゃ」芸歴30年を振り返る
プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」(毎週土曜 7:00~7:25)。6月1日(土)の放送は、お笑いコンビ・次長課長の河本準一(こうもと・じゅんいち)さんをゲストに迎え、お届けしました。
◆浮き沈みが激しかった、芸人としての30年
丸山:河本くんは、来年で50歳じゃないですか。芸歴も30年。 河本:そうです。ついに30周年を迎えました。 丸山:(芸人人生の)30年を振り返ってみて、どうですか? いろいろなことがありましたけど。 河本:無茶苦茶ありました。だから、僕って結構楽しい乗り物やと思います、人生でいくと。 丸山:なるほど。 河本:平坦なところをずっと行くんじゃなくて、すごい上からすごい下まで落ちて……またちょっと上がったら、すぐまたさらに下があったんだ……みたいな(苦笑)。“トンネル掘れるんだ!?”“(ここから)上がるんだよね? これ、ちゃんと”みたいな(笑)。 丸山:ハハハハハ! 僕は同世代に近いので、やっぱり(河本さんのことも)ずっと見てきているでしょ? 河本:はい。 丸山:何か、大変だなぁと思って(笑)。茨の道っていっぱいあるなと思って。 河本:(苦笑)。その道を、自分でもし用紙にまとめるなら“ペライチでは終わらないな”って自信があるので。 丸山:なるほど。 河本:失敗とかチャレンジで、いろいろなことがあったとしても、最終的に歳をとったときに厚みが、ちょっとページ数が多いほうが面白いかなぁと。芸人をやっていてよかったので、これを笑いに変えていかなきゃいけないんですけどね。 丸山:うん。そこで落ち込んじゃうんじゃなくて、しっかりと笑いのネタにしてみんなに笑ってもらえるようにならなきゃね。
◆「準ちゃんカップ」を主催するも、優勝経験はナシ
丸山:河本くんは、ゴルフを始めて何年目だっけ? 河本:僕、「準ちゃんカップ」って自分でやって13年、もう12回目になるので、少なくとも12年はやっている計算にはなるんですけど。 丸山:そうやってずっとやり続けてくれてうれしいね。途中で飽きてやらなくなっちゃう人もいっぱいいるから。 河本:(「準ちゃんカップ」で)僕が優勝していないので、優勝するまでって決めて。 丸山:ハハハハハ! 河本:結局上手い人が集まるので、「絶対、お前には優勝させへん」っていうメンバーが集まるんですけど。 丸山:「準ちゃんカップ」で結構優勝を重ねている人とかいるんですか? 河本:空気の読めない、(大西)ライオン。 丸山:ライオンくんはどこでも荒らしているね(笑)。 河本:そうなんですよ。今日、ゲストで来ている人っていうことが分からないのかと。(「準ちゃんカップ」に)はじめましての人が来て、気持ちよく(帰ってもらおうという気持ちが)「ないの? ライオン」って。 丸山:最近は、ライオンくんのことを猛追する人も出てきているじゃない? 東ブクロくん(さらば青春の光)も上手いし。でも、やっぱりライオンくんが(突き抜けて)上手いんだ? 河本:ココリコの遠藤(章造)さん、カジサック(キングコングの梶原雄太さん)、ライオン(の3人)はやっぱりちょっと抜けていますね。(この3人が)崩れたとしても、抜けないですね、なかなか。 丸山:一緒に回っていても玄人じみているもんね、ライオンくんとか。 河本:そうですよね。(「準ちゃんカップ」に)ライオンをもう呼ばないでおこうかって、思っていますよ(笑)。 丸山:でもね、それ(「準ちゃんカップ」優勝)を目標に河本くんにも頑張ってもらってほしいなと思います。 (TOKYO FM「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」2024年6月1日(土)放送より)