トッテナム指揮官がセルティックMF旗手怜央の獲得を熱望か?現地メディアは「信頼している選手」「引き留めるのは難しい」
イングランド・プレミアリーグのトッテナムが、来年1月の移籍市場においてスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)のセルティックに所属する、サッカー日本代表MF旗手怜央獲得を検討しているようだ。英メディア『TBR』が、なぜ旗手獲得にプレミアリーグの名門が動く可能性があるのかについて報じている。 旗手のトッテナム移籍の噂に韓国メディアも反応「日韓デュオ」 トッテナムを率いるアンジ・ポステコグルー監督は、21~23年の間セルティックを率いていた。その時に旗手のことも指導しており、監督にとっては自分のやり方を最も理解している選手の一人だと言える。 同メディアは、「セルティック在籍中に多くのJリーグの選手と契約して、それがポステコグルー監督のスコットランドでの成功に貢献した」と指摘。実際にセルティックに在籍した2年間では、旗手、古橋亨梧、前田大然、岩田智輝や旗手、井手口陽介など、多くの日本人選手を獲得して、リーグ戦や国内カップのタイトルを掴み取っていた。 そういった背景もあり、「監督は旗手のことをよく知っていて信頼している選手だ。彼が移籍するのは間違いなくあり得ると思う。もしスパーズが妥当な移籍金でセルティックに入団すれば、彼を引き留めるのは難しくなるだろう」と、スコットランドでの教え子を引き抜く可能性について指摘。 「旗手は監督を非常によく知っておりシステムによく適合している。実際セルティック時代のポステコグルー監督にとって旗手は非常に重要な選手であり、統計は彼がいかに優れていたかを示している。セルティック時代のポステコグルー監督のもとで、旗手がリーグ戦で敗北したのはたった1試合だけだ。彼は守備的な仕事を多くこなすMFかもしれないが、アンジのもとでは時折ゴールやアシストも決めていた そして、「これはクラブにとって賢い契約になるだろうし、ビスマが苦戦しているのを考えると中盤への加入は大いに歓迎されるだろう」と述べた上で、「(トッテナムは)中盤によりエネルギーを必要としており、旗手はそれをもたらす。1月の移籍期間に向けて確かに注目すべき状況だ」と、監督の求める人材であること、現在のトッテナムにとっても必要なプロフィールを持った選手であることから、1月の移籍市場において注目すべき取引になる可能性があると強調していた。
フットボールチャンネル編集部