【現役保育士・てぃ先生×柳原可奈子】子どもの想像力を120%引き出す読み聞かせのコツとは?
めくる前に“間”を取れば、子どもの想像力はもっと働く
柳原:では実際に読み聞かせをする際の絵本の持ち方やページのめくり方など、アドバイスお願いします! てぃ先生:それも何でもいい(笑)! 柳原:出たー、何でもいい(笑)! てぃ先生:もちろん、保育士の場合は絵がかくれないようにとか勉強しますよ。でも親子間でそんなことは気にしなくていいと思います。 柳原:保育士の先生みたいに上手に読むコツも知りたいです!! てぃ先生:例えば、お子さんが見やすいようにできるだけ絵本の下の方を持つことや、ページの下をめくることでイラストがかくれないようにするとかですね。 あとは読むときに“間”を取ること。例えば『ぜったいに おしちゃダメ?』なら、「このえほんには ひとつだけルールがあるよ」のあとすぐにページをめくってしまっては、どんなルールかなという想像も余韻もないままに次に行ってしまいます。子どもは聞いたことを認識するのに時間がかかるので、自分が思う2倍は間を取ってから、次に進むのが良いでしょう。あとは柳原さん流のプロの抑揚でひき込めばOK。 柳原:読み聞かせに対してガチガチに構えていたけど、自分でリズムや声色、間を意識したり、夜なら小声にしてみたり。ほんの少しの工夫で子どもも自分も楽しみながら、良い時間が持てるなって感じました。細かいことは気にせず、「何でもいい」の精神で実践したいと思います! てぃ先生:とにかく絵本の時間を大人も子どもも楽しもうってことですよね。これ以上大事なことなんて、絵本を読む上でひとつもありませんよ! では柳原さん、読み聞かせ頑張って挑戦してください! 柳原:はい。教わったことを胸に、楽しみながら読んでみたいと思います!
柳原可奈子さんが実践!『ぜったいに おしちゃダメ?』
てぃ先生:(拍手)めちゃめちゃすごかった~! 柳原:良かった~。てぃ先生が教えてくださったから、「はやく!」のところは急いでみたり、「ふって!」のところを思い切り振ってみたり、一緒に楽しんでいる感じを意識してみました。 てぃ先生:キャラクターになり切るのがお上手! すっかり引き込まれちゃいました。 柳原:うれしい、ありがとうございます。今日は良い動画が撮れたので、これを娘にも何度も見せようと思います(笑)。是非皆さんも、てぃ先生の絵本の読み聞かせを楽しくするアドバイスを今日からでも活用してくださいね~! てぃ先生:ママもパパも読み聞かせ、楽しんでくださいね!