愛媛、大阪、奈良…2億円規模の窃盗事件で男2人に実刑判決 「実行役への情報提供」「金の分配」など担う 熊本地裁
熊本放送
2022年に愛媛・大阪・奈良で2億円相当の金品が盗まれた事件に関与したとして罪に問われていた男2人に、熊本地方裁判所は、懲役8年と3年の判決をそれぞれ言い渡しました。 【写真を見る】愛媛、大阪、奈良…2億円規模の窃盗事件で男2人に実刑判決 「実行役への情報提供」「金の分配」など担う 熊本地裁 判決を受けたのは、事件当時、指定暴力団・六代目山口組系幹部で、愛媛県松山市の無職、小田裕也(おだ ゆうや)被告(41)と、大阪府東大阪市の建設作業員、秋慎太郎(あき しんたろう)被告(29)です。 10月21日の判決で、熊本地裁の鈴木和彦(すずき かずひこ)裁判長は、小田被告について「実行役の男らに情報を提供し、盗んだ金を折半して受け取ったもので 、実行の端緒にあたる重大な役割を担った」として懲役8年を言い渡しました。 また事件当時、盗んだ金品の確認に立ち会い金を分配した秋被告には、懲役3年の判決を言い渡しました。
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