【パリ五輪】「長かった、東京五輪に出られなくて…」カナダ代表・出口クリスタ選手が悲願の金メダル「日本の皆さんも応援してくれて、すごく励みに」
柔道女子57キロ級で長野県塩尻市出身・カナダ代表の出口クリスタ選手が金メダルを獲得しました。県内出身選手が夏のオリンピックの個人種目で金メダルをとるのは初めての快挙です。 【画像】子どもの頃の出口クリスタ選手 悲願の金メダルまでの軌跡 塩尻市出身の出口クリスタ選手。父親の母国カナダ代表として初のオリンピックです。 世界ランキング1位の出口選手は順調に勝ち進みます。 地元・塩尻市でPV―。 そして迎えた決勝戦。韓国の許海実選手と対戦しました。互いにポイントを奪えずゴールデンスコア方式の延長戦に。 緊迫した戦いが続きます。 そして、延長2分35秒、許海実選手に3回目の指導。出口選手の金メダルが決まりました。 高校時代の恩師・手塚裕司さん: 「紙一重の試合で、クリスタ我慢して本当に頑張ってくれた」 出口選手が通った誠心館道場・村山洸介さん: 「よく頑張ったと言いたいですし、お疲れさま、素直におめでとうと」 出口選手のおば・横山裕美佳さん: 「『おめでとう』と『メダル見せて』とりあえずハグします。(妹の)ケリーもなんだけど、餃子パーティーしたいらしいので(帰ってきたら)します」 28歳で臨んだ初のオリンピック。悲願の金メダルに笑顔が輝きました。夏のオリンピックの個人種目で県内出身選手が金メダルを獲得するのは初めてです。 出口クリスタ選手: 「長かったです。東京五輪に出たかったけど出られなくて、カナダだけじゃなく日本の皆さんも応援してくれて、すごく励みになりました」
長野放送