米メディアは大谷翔平の12分間声明のどこに疑問を感じたのか…「大谷の代理人事務所は無能?」「なぜ誰も6億8000万円が消えたことに気がつかない?」「水原氏は口座にどうやってアクセス?」
ヤフースポーツ、ジ・アスレチックと同じくトロントスター紙も「なぜ450万ドル(約6億8000万円)が消えたことに誰も気がつかなかったのか」と、この問題を取り上げた。 「たとえ裕福な人間だったとして、なぜ大谷は50万ドル(約7600万円)ずつ9回に分けられた送金で450万ドル(約7600万円)がなくなったことに気がつかなかったのだろうか。なぜ彼の周囲の人間も水原氏の嘘に気がつかなかったのか。水原氏と銀行間の取り決めはどういうものだったのか、そしてなぜそうしたのか」などと指摘した。 同紙は「大谷がもし真実を語っているのであれば、水原氏は刑事責任に直面し、証拠を求められるだろう」とした一方で、「もし大谷が真実を話していなければ、彼は、とてつもない規模の危険に自らをさらし、水原氏の問題が消え去らない限りは、ドジャースを詐欺の仲間に組み入れることになる」と警告。 「水原氏の(最初の)説明ももっともらしく聞こえる。この野球界最大のスター選手(の大谷)には、代理人がいないのか。もしくは会計士は?大谷の話したストーリーは無罪を証明するものとなるだろう。(しかし)我々はまだその証明を得ていない」と続けた。 MLBと米国税庁がすでに調査をスタートさせているが、今後は捜査当局の捜査が入るだろう。すべての疑問が晴れるのは捜査結果が出た時になるのかもしれない。
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