今シーズン、５年ぶりにサッカーＪ２でプレーした鹿児島ユナイテッドＦＣの関係者がＫＴＳを訪れ、今シーズンの成績について報告しました。 ＫＴＳを訪れたのは、鹿児島ユナイテッドＦＣの徳重剛代表と、今シーズンでの現役引退を表明した木村祐志キャプテンです。ユナイテッドは今シーズン、５年ぶりにＪ２復帰を果たしましたが、７勝２２敗９引き分けで勝ち点３０、２０チーム中１９位に終わり、来シーズンはＪ３でプレーすることになりました。 その一方で2025年には、鹿児島市喜入の練習場にクラブハウスが完成し環境がより整うことから、徳重代表は将来のＪ１入りを目指し、体制を再構築したいと今後の展望を語りました。 ユナイテッドは来シーズン、元日本代表の相馬直樹さんがＧＭ兼監督に就任することが内定しています。 木村祐志キャプテンに今季の総括や来シーズンに期待することなどを聞きました。ニュースでお伝えできなかったすべてのコメントを掲載します。 （Ｑ）今シーズン必ずしもよい結果だけではなかったと思うが振り返ってみて？ （木村）シーズン開幕前から厳しい戦いになると覚悟していたしその中でチーム一丸となって戦っていこうというのをみんなで話し合ってやっていた。結果として降格ということになってしまったがこの経験を生かすも殺すも自分たち次第だと思うのでこの経験を糧に来年、Ｊ３で優勝できるようにやっていきたい （Ｑ）ホームでもアウェーでも多くのサポーターが来てくれた。どのように受け止めますか？ （木村）今年アウェーでは１勝もできなかったがホームで勝てたのはサポーターの皆さんの後押しがすごく大きかったのでそこは本当に感謝しています。 （Ｑ）アウェー戦で遠征する先々で鹿児島のサポーターがいた。敵地での応援はどんな印象？ （木村）やはり鹿児島のサポーターの皆さんはアウェーでも来てくれるのでそこの後押しは力になるし来て下さったお客さんのためにもっと勝ち試合を増やしていければと思ったが、（アウェーで勝てなかったのは）自分たちの力不足だと思います （Ｑ）今シーズンで区切り（引退）ということだが周りで見ていて「もっとできるのでは？」と思うが・・・ （木村）僕が引退を決めたのはセレモニーでも話したように昨年末自分の体、家族のことなど色々考えた中での決断だったのでそういう意味では悔いなく１年やろうという思いでプレーした。 （Ｑ）現役最後になるかもしれない１年間が、こういう（Ｊ３降格）結果で終わったのはモヤモヤはなかった？ （木村）そういうことを言われたりするが　僕の中では結果がどうあれ自分が出ようが負けようが（引退は）決めていたことだったので覚悟をもって、そこまで気にはならなかった （Ｑ）差し支えない範囲で来年以降サッカーとどのような関わりを？ （木村）やはりサッカーが好きなので今後もサッカーに携わる仕事をやりたいと考えている。どのような立場というのはまだ決めていないのでこれからゆっくり考えたい （Ｑ）ゆくゆくはユナイテッドの指導者に？ （木村）引退セレモニーの時も話したが　３年間鹿児島にお世話になり本当に大好きな土地になったので、また皆さんにお会いできたらと思います 【ファン・サポーターへのメッセージ】 今年１年つらい悔しい思いをさせてしまいましたが皆さんの後押しがすごく力になりました。 来年僕はいませんが鹿児島ユナイテッドＦＣはこれからも続いていきますしＪ３優勝、Ｊ２昇格を果たしてくれると思うので応援よろしくお願いします！