『楽天退団』田中将大投手 石井SDから「来期も戦力という言葉は一応もらったが、素直には受け取れなかった」メディア取材に答える
田中投手: それで今いろいろ取り組んでやっていて今は練習するしかないですけど、今年投げてたものよりいいものは出せると思う。 Q決断は悩んだ? 田中投手: いろいろ考えました。感情的になるのが一番いけないと思ったので、時間をかけながらいろんなことを考えました。 Q家族に相談したのか? 田中投手: どうしようかというところは家族、特に妻と話しましたし、なかなか簡単なことではないので時間をかけて。 ■次のプレー先はNPB? Q次のプレー先はNPBをイメージ? 田中投手: そうですね。縁があればという感じですね。 Qアメリカとかは現時点では? 田中投手: それは分からないですね。どういう状況になるかによる。現実的にオファーが届くかと言ったらないと思う。どうなるかは分からない。 ■楽天との再契約はあるのか Q楽天との再契約は考えてない? 田中投手: 考えてないも何もそういう話はないですし、バックアップという感じのコメントもありましたけど、そういう話も一切していないのでこちらも困惑している。 Qチームメイトとは話した? 田中投手: きのう(25日)納会があったのでみんなには話せた。いろんな話をしながら。 Qファン感謝祭のときは決めてた? 田中投手: はい。その前に答えを出している中で、ファン感を変な空気にしたくなかったので、答えを伝えるのはその後がいいと思ったので、僕としては普通にいつも通りファンの方々に楽しんでいただきたいと思っていましたし、何とか盛り上げたいなと。そこのスタンスは変わらない。 ■石井SDの言葉は「素直に受け取れなかった」 Qファンは知らない状態だったが、ファンへの思いは何か違った? 田中投手: そこはなかった。イーグルスの選手として声をかけていただいたのなら、話は違う話になってしまいますが、一人の選手として田中将大を応援してくださる方にはどんな形であれ頑張ることは変わらない。 Q提示の時に石井SDからかけられた言葉は? 田中投手: 提示があったので、その流れで来期も戦力としてという言葉は一応いただきましたが、こちらとしては素直には受け取れなかった。
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