中国・「2024北京文化フォーラム」開催
【東方新報】「2024北京文化フォーラム」が19日から21日までの日程で開催される。北京市内の複数の会場で政治や学術などさまざまな分野のフォーラムが催され、中国内外の800人を超すゲストが参加する。 本フォーラムの共通テーマは「継承、創造、相互学習、化の交流を深め、共に進歩を」であり、東西文明の交流、デジタル文化観光、人工知能などを議題とする討論が企画されている。 70以上の国と地域から240人以上の国際的なゲストがフォーラムに参加し、鳩山由紀夫(Yukio Hatoyama)元日本国総理大臣、ジャンピエール・ラファラン(Jean-Pierre Raffarin)元フランス首相、また中国からは第14期中国人民政治協商会議常務委員で中華全国工商業連合会副主席の何超瓊(Pansy Ho Chiu-King)氏なども参加している。 メインフォーラムでは最近、国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)世界遺産に登録された北京市街の中軸線沿線の歴史的建造物と文化遺産に焦点を当て、申請過程での「北京の経験」に関する特別報告や同市の歴史的・文化的遺産の保護に向けた取り組みが紹介される。 また、今回初めて「文化的産業投資家会議(cultural industry investors' conference)」が開催され、基調講演、プロジェクトの紹介、ロードショー、展示会が催されている。文化を支えるテクノロジーと金融との融合の促進、文化的イノベーションと創造性の育成による文化産業の質の高い発展の推進がテーマだ。 3日間にわたるイベントでは、メインフォーラム、6つのサブフォーラム、30以上の専門セミナーや関連文化活動が開催されている。(c)東方新報/AFPBB News ※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。