歌謡コーラスグループ・純烈「夢にも思っていなかった」、新歌舞伎座で初の座長公演
2023年の『NHK紅白歌合戦』に6年連続6回目の出演も発表された4人組コーラスグループの純烈。彼らが年明けに大阪でおこなう『新春 純烈公演』に先立ち、リードボーカルの白川裕二郎とコーラスの岩永洋昭が取材に応じ、公演に向けての意気込みを語った。 【写真】取材中、楽しげに撮影に応じる2人 ■ 「大阪は笑いの聖地、僕のなかではリベンジ」(岩永) 「やっとここまで登りつめることができた」と明かすのは白川。「2014年に前川清さんの座長公演に出させていただきましたが、あのときは座長公演ができるなんて夢にも思っていなかった。あれから10年、こうして呼んでいただいてうれしい。今年、新しく岩永も入ってきたので、新生・純烈の座長公演を大阪の皆さんにぜひ見ていただきたいと思います」と自信を見せた。 公演は、第1部の芝居「ハリウッドスターになりたくない!」と第2部「純烈コンサート2024『スーパー♨スター』」の2本立て。芝居は東京でも上演されており、「僕の役は笑いどころを担う部分が多くて。東京ではスベり知らずだったんですけど・・・」と岩永が話すと、「嘘です。大スベりでした!」と間髪入れずにツッコむ白川。それでも岩永は「大阪という笑いの聖地での上演なので、僕のなかではリベンジです。大阪でもドッカンドッカン、ウケたいと思います(笑)」と気合を入れた。 そんな芝居の見どころを尋ねると「やっぱり岩永さんが最初に登場するシーンですね! ある映画のオマージュのようなワンシーンになっていて、この鍛えられた肉体美をぜひとも見てもらいたいです。すごいです!」と白川、それは舞台を飛び出しそうな勢いだと期待感をあおった。 ■ 滞在中は「ハイハイタウンに行きたい」(白川) 長期滞在となる大阪で楽しみにしていることを尋ねると、白川は「ハイハイタウンに行きたい」と即答。昭和な雰囲気を残す居酒屋がひしめく「うえほんまちハイハイタウン」(大阪市天王寺区)は、今回の会場となる「新歌舞伎座」の目と鼻の先で、「安くて、いいお店がいっぱいあるじゃないですか。2014年に初めて行ったとき、こんなパラダイスがあるんだ!って感激しました。いろんなお店をはしごして、おじちゃんたちと一緒に飲むのも楽しみです!」と笑顔を見せた。 『新春 純烈公演』は2024年1月6~22日、「新歌舞伎座」(大阪市天王寺区)にて上演。チケットは1階席1万3000円~、2階席6000円ほか、時間帯で異なるため詳細は公式サイトにて。 取材・文・写真/岩本