【マイルCS追い切り】ナミュールは控えめながらもスピード感十分 高野友和調教師「エネルギーが充満しています」
[GⅠマイルチャンピオンシップ=2024年11月17日(日曜)3歳上、京都競馬場・芝外1600メートル] 昨年の覇者で今年のドバイターフ、安田記念でも2着している世界的なトップマイラーのナミュール(牝5・高野)。注目の最終追い切りは、栗東坂路で単走で行われた。脚慣らしの1本目(4ハロン74・4秒)を経て、4ハロン56・6―12・0秒と手控えた内容だったが、スピード感は十分。春先よりも馬体はひと回り以上も大きくなって、さらなる進化を遂げている。 「素晴らしい状態になりました。体もよく動けていましたし、エネルギーが充満していますね。馬体はプラス10キロくらいになると思いますが、何ら問題はありません。どの位置からでも競馬はできますし、鞍上にも〝好きに乗っていい〟と伝えます」と高野調教師。先週のエリザベス女王杯(スタニングローズ)に続く、C・デムーロとのコンビによるGⅠ取りに意欲的だった。
東スポ競馬編集部