【阪神】元メジャー右腕のデュプランティエ獲得発表 背番号20 最速157キロ、先発入り期待
阪神は29日、ジョン・デュプランティエ投手(30=前ブルワーズ)の獲得を発表した。背番号20。年俸は75万ドル(約1億1600万円)。 【写真】元メジャー右腕のデュプランティエ ダイヤモンドバックス時代の19年と21年にメジャー登板経験があり、通算19試合(先発7)で1勝4敗1セーブ。防御率6・70。最速157キロの剛腕タイプだが、多彩な変化球も持ち、球団は先発要員として計算している。 デュプランティエは球団を通じてコメントした。 「タイガースでプレーする機会を得られたことに非常に感謝しています。素晴らしい歴史を持つ、強い球団であるタイガースでプレーできることを楽しみにしています。日本を新たな故郷として受け入れ、タイガースの勝利に少しでも貢献できるように全力で投げたいと思います。この伝統ある球団にチャンピオンシップを取り戻すことができるように頑張ります」 阪神はこれで来季の支配下外国人5選手が正式に決まった。うち4人が投手。残留するセットアッパーのハビー・ゲラ(29)今季8勝のジェレミー・ビーズリー(29)に加えて、メジャー74試合登板で最速158キロ右腕のニック・ネルソン(29=前フィリーズ)を中継ぎ候補として新規獲得した。 野手は右打ちで三塁や外野を守り、メキシカンリーグで実績があるラモン・ヘルナンデス内野手(28)の獲得を発表している。(金額は推定) ◆阪神の長い名前の外国人選手 新加入のデュプランティエはカタカナで8文字。これは阪神に在籍した外国人選手では、62年に在籍して未出場だった投手のブラウンスタイン、72年に野手として54試合出場したマックファーデンと並んで最長タイ。他球団では21年にDeNAに所属したシャッケルフォードや20、21年に西武でプレーしたスパンジェンバーグの9文字が長い。