ポルトガル代表がチェコに劇的逆転勝利!途中出場の21歳フランシスコ・コンセイソンが決勝点
EURO2024グループステージ第1節でポルトガル代表とチェコ代表が対戦した。 ポルトガルはクリスティアーノ・ロナウドとラファエウ・レオンの2トップに。中盤にはブルーノ・フェルナンデス、ヴィティーニャ、ベルナルド・シウヴァらが並んだ。 【動画】コンセイソンが決勝点! 試合は序盤から圧倒的にポルトガルペースに。8分にロナウドがファーストシュートを放つと、24分にもブルーノ・フェルナンデスのミドルシュートが惜しくもゴール上へと外れていく。32分にも決定機。フェルナンデスのスルーパスにロナウドが絶妙なラインブレイクを果たし、左足でシュートするもGKの足に当ててしまった。 前半終了間際にもロナウドがターンから左足を振り抜くが、これもGKのセーブに遭って得点は生まれず。ポルトガルが7割以上を支配しながら、スコアレスで前半を終える。 後半もポルトガルが圧倒的にボールを支配。ロナウドを中心にチャンスを作り、58分には直接FKでゴールを狙うもGKの正面に。すると、チェコがワンチャンスを活かす。62分にクロスで揺さぶりながら、隙を作ると。最後はゴール右からの落としをプロヴォドが右足ダイレクトでシュート。カーブのかかったボールがゴール左へ吸い込まれ、チェコが先制点をつかむ。直後にポルトガルはレオンに代えてディオゴ・ジョタを投入した。 それでも、ポルトガルは押し込む。69分、右からのアーリークロスをヌーノ・メンデスが折り返す。GKがセーブするも跳ね返りがチェコDFに当たって、ポルトガルの同点ゴールとなった。78分にもヴィティーニャの低い弾道のミドルシュートがゴール枠内を捉え、GKのセーブを強いた。 さらに87分、右からのクロスをロナウドが頭で合わせ、ポストに当たるも、こぼれ球をジョタが押し込む。だが、ロナウドにオフサイドがあったとして得点は取り消しとなる。直後、ポルトガルはペドロ・ネト、ネルソン・セメド、フランシスコ・コンセイソンを投入する。 すると、アディショナルタイムにドラマが待っていた。ネトが左サイドを突破すると、DFはクリアしきれず。こぼれ球を21歳のフランシスコ・コンセイソンが押し込み、ついにポルトガルが逆転に成功した。 試合は2-1でポルトガルが勝利し、初戦を白星で飾った。