他球団も垂涎!? パ・リーグの現役ドラフト注目投手(4)楽天編
日本野球機構(NPB)は12月8日、2023年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団が2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する仕組み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれない選手の新天地での活躍が期待される。今回は、現役ドラフトで特に注目したい選手を各チームから紹介する。(パシフィック・リーグ投手編)
楽天:弓削隼人
・投打:左投左打 ・身長/体重:193cm/105kg ・生年月日:1994年4月6日 ・経歴:佐野日大高 - 日本大 - SUBARU ・ドラフト:2018年ドラフト4位 ファームでは好成績も、一軍では目立つ数字を残せずにいる弓削隼人。来季で30歳を迎えるだけに、2024年は正念場のシーズンになりそうだ。 SUBARUから2018年ドラフト4位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。193センチの大型サウスポーとして期待を寄せられ、1年目から開幕ローテーション入り。8試合に登板し3勝3敗、防御率3.74とまずまずの数字を残した。 しかし、翌2020年は開幕ローテーション入りも、10試合登板で防御率5.01と低迷。その後も思うような成績を残せず、2022年からはリリーフに回った。 今季は開幕一軍メンバー入りを果たしたが、13試合登板で防御率5.59に終わり、シーズン後半はファームが主戦場に。一方、二軍では33試合に登板して防御率1.73の好成績を記録した。 左の中継ぎ投手が手薄なチームも多く、球団によっては補強ポイントに合致する存在になるだろう。
ベースボールチャンネル編集部