阪神D1位・伊原陵人、虎でも〝ヒップ〟ステップ・ジャ~ンプ! 尻のサイズとともに能力グングンアップ 「開幕1軍」へ尻上がりストーリーや
叱咤(しった)も愛として受け止める覚悟はできている。応援と期待を背にプロの世界でも高みを目指し、スター街道は〝ヒップ〟、ステップ、ジャンプで駆け上がる。(須藤佳裕)
◆伊原の父・伸さん 「特にプロ野球でも(阪神は)すごい応援団で私自身も緊張すると思う。高校野球とはまた違うと思うので(甲子園での登板が)見てみたい」
■伊原 陵人(いはら・たかと)
2000(平成12)年8月7日生まれ、24歳。奈良・橿原市出身。小1で軟式野球を始める。智弁学園高3年時にエースとして春の選抜大会出場。大商大では2年秋に関西六大学リーグの最優秀投手、3年春にベストナイン。NTT西日本では2年連続で都市対抗に出場し、今夏は8強入りに貢献。今秋のドラフト会議で阪神から1位指名された。家族は両親と4歳上の兄。血液型はB型。170センチ、77キロ。左投げ左打ち。
★お尻が大きかった伝説の投手あらかると
★野茂英雄 1990年ドラフト1位で近鉄に入団し、新人年から4年連続最多勝。腰をひねる独特の投球フォーム「トルネード投法」を武器に95年に米大リーグ、ドジャースへ移籍。得意のフォークを武器に「トルネード旋風」を巻き起こした。2008年に現役引退。日米通算201勝(NPB78勝、MLB123勝)。
★井川慶 1998年ドラフト2位で阪神に入団。直球とスライダーを駆使した投球で、2002年には206三振を奪い、最多奪三振のタイトルを獲得。18年ぶりにリーグ制覇した03年には20勝を挙げ、投手部門のタイトルを独占。沢村賞にも輝いた。5年連続2桁勝利を記録した06年、ポスティングシステムで米大リーグ・ヤンキースに移籍したが、MLBでは通算2勝しか挙げられず。日米通算95勝。